生きる少年漫画くん

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舞台 おおきく振りかぶって (2/6)


( 2月6日 )


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サンシャイン劇場
チケット譲っていただいて行ってきました〜!
おお振りこの記事でも少し書いたんだけどオタクとしてのあり方が少し変わってきた時期に触れた作品だったり、ついったーで今も仲良くて付き合いが長くなってきてる人達はおお振りがきっかけで繋がった人が多かったりそういう理由ですごく好きで自分の中でかなり思い入れの深い作品なので久しぶりに公式で大きく動いてくれたのがうれしかった!から舞台も結構楽しみにしてた。
実際観てきて、結論から言うと観劇前に想定してたものを遥かに上回ってめちゃめちゃよかった!!!!!!!!!!
本当にすごくよかったし、これから観る予定の人に「感想教えて!」とかも言われてたりしたしとりあえず感想書いておくのでもし時間あったらお付き合いください〜!

  

当日はとりあえず18時頃に長年の付き合いなのに会ったことなくてこの度初めて連番をすることになったオタクのぱぴこと、ぱぴこと一緒にご飯してた共通のフォロワーのちはるちゃんと待ち合わせして会場向かった。サンシャイン劇場は前を通過したことは何度もあったけど観劇したの初めて!
チケットには開場18時半って書いてあったんだけど会場の案内だと18時開場になってて、開場した段階で客席も開いてた。券面の表示なんだったんだ!?
それからは特別観戦シートの特典引き換えて、会いたいフォロワーさんとかいたからしばらくロビーで話したりトイレ行ったりして開演の10分前くらいに着席。トイレめっちゃ個室数あったしきれいでよかった〜!!
あと円盤の予約受付が公演後すごく混んでたから好きになってしまう予感がする人は公演前に申し込んどいたほうがいいと思う!たしか税込8000円くらいで配送だった。全額内金っぽい雰囲気だったからお金多めに持ってっといたほうがいいかも。
ちなみに特別観戦シートの特典はこれ。

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舞台のメインビジュアルのクリアファイルの中に漫画のシーン抜粋した紙挟まってるみたいなやつ。
チケットもぎられてわりとすぐの机で交換してるから引き換え忘れないように注意して!

5列目の上手側だったんだけど、前2列がつぶれてステージ面積増えてたから券面でいう3列目が最前列。というわけで5列目のぼんたは3列目で観劇してきました〜!ライブは最近結構いい席とれてたんだけど舞台でこんなに近い席なの久しぶりだったからわくわくした!
ステージは手前というか平坦なところは芝とかあってほぼグラウンドみたいになってた。奥のほうは少し傾斜あって見やすくなってた気もする。グラウンドの後ろに階段があってそこを上るともう1段高めのステージがあってそこの壁(ステージ一番奥の上部)にスコアボードがある感じ。
出演キャストと公演の予定時間を見た段階で察してたけど俺たち公演中マジでほぼ試合しかしねえからな!!!!!!という強い意志をステージのセットからひしひしと感じた。

以下ド主観、ド偏見かつ全部をちゃんと覚えてるわけではないので鵜呑みにしすぎず8割はオタクの見た幻覚だと思って読んでください。ほぼ原作通りなのでネタバレもクソもないし特に配慮しません。舞台の範囲に含まれてない原作の話とかもちょっとする。繊細なオタクは読むのやめといて〜!

■ストーリー
忙しい人のためのおおきく振りかぶって
キャスト見ればわかると思うけど西浦の野球部創部から桐青戦が終わるまで、原作で言うと1〜8巻半ばくらい。ステージの転換も特になかったしバランス的には多く見積もっても試合パート 8:2 日常パートって感じの配分だった。

三橋が三星の野球部員達にいろいろ言われて泣いてるところ(モノローグっぽい)にモモカンが声をかけてきて、そこから他の野球部のみんながわらっと出てきたから本当に原作1巻冒頭の雰囲気のまま始まって、そこから合宿、三星との練習試合、武蔵野の試合偵察、練習シーンダイジェスト、主将決定、三橋と田島の成績やばいからテスト勉強しなきゃ!からの三橋の誕生日会、桐青戦って感じで日常パートは必要最低限に削ってはいたけど2時間10分の公演時間によく収まったな!?!?!?ってくらい内容的には本当にまとまってたと思う。
ちなみに合間合間にシガポのメントレのくだりとかが入ってくるんだけど、シガポがほんとにそのまんま漫画から出てきたようなそっくり具合だったし「わかる、こういう先生いる〜〜!!」って感じのコミカルなしゃべりと動きでおもしろくてよかった!

カットされたシーンとか台詞もその分もちろん多くて、例えば桐青戦の時田島さまが高瀬準太のモーション盗んでコーチャー入ってうまいことみんなを進塁させて〜っていう西浦が桐青に勝つうえでかなり重要になってくる流れがあると思うんだけど、田島さまが「モーションを盗んでた」っていう描写が原作みたいに明確にはなかった。原作知らない人だったらモーション盗んでたってことに気付くのが桐青の監督と同じタイミングになってたかもしれない。
個人的にそれは実際に試合観てるような緊張感があっていいかなと思うんだけど、他にも控え投手としての沖くん花井くんのこととか「舞台の劇中では明確に触れられてないけど原作ではある設定」がちょこちょこ出てきた印象があるからそういうところが気になる人は原作を読んだほうがいいと思うし、原作をすでに読んでる人向きの作りになってたと思う。

演出
ここのくだりがこの記事の中で一番ネタバレ的なものになると思うので気になる人は避けて次のキャラごとのところ読んでください〜!
挿入歌のドラマチックに関してはどんな感じになるんだろう?って思ってたんだけど、冒頭と桐青戦後にあったからOPとED的な扱いだった。ダンスはこのドラマチックの時だけ。
OPは野球部創部したシーンの次あたりに始まったんだけど西浦の球児達が最初丸くなってかごめかごめみたいなフォーメーションになってたから少年ハリウッド7話を思い出してちょっとふふってなった(ピンポイント)
ふふってなったもののぼんたの記憶が正しければサビ前の「ほら、今 夏がスタート」のあたりでみんなに囲まれて真ん中にいた三橋が球を投げるモーションをしててそれを見てオタク、始まって数分で出泣きどころか出爆泣き。
あと多分サビの「あぁ」のところだった気がするんだけど、ステージの上にいる球児がみんな後ろ向いて右腕を上げたポーズをとっててアニメのOPでみんなの背中がパパパパって切り替わっていくカットがめっっっっっちゃ好きなオタクだったからそれを思い出してさらに泣いた。死ぬ。好きな男たちの背中ってどの作品で見てもかっこよすぎない?無理〜〜〜!!
ところで秋丸さんだけやたらとダンスがキレッッッッキレで笑ったから今後観る予定がある人は秋丸さんに注目してほしい。

合宿のシーンはほぼ三橋と阿部とモモカンの球速上げるのか上げないのかどっちなんだい問題が中心だけど一応他のみんなが山菜とりに行く描写もあって、帰ってきた時に山菜に愛着がわいてるみんながほんとに一瞬だけど観れてうそ…ありがとう…って感じだった。一瞬すぎて誰だか認識できてなかったけど山菜にキスしてるやついたから多分あれ栄口くんだよね!?!?!?オレのフキ〜〜〜!!!!!!(失神)

練習シーンのダイジェストみたいなところはしのーかの解説をバックにステージでみんながバッティング練習したりキャッチボールしたりっていうのを見てたんだけど、その解説の時以外基本的にはみんなマイクを通さず生声で演技しててすごかった。無理に声を出してそうな「あの人のど痛めちゃうんじゃないかな…」って感じの人いなかったし、席にもよるかもしれないけど台詞聞きとりづらいな〜って人も特にいなかった気がする。
練習シーンの最後に氷オニしてたんだけどそこが日替わりっぽい感じでほんとにくじ引いて3人鬼決めて狭いステージの上でウワアアアアって走りまわってた。超楽しそうだったけどステージが狭すぎて誰が鬼で誰が誰につかまってたかとかを認識する前に一瞬で終わってて笑う。
あとバッティングとかバントの練習の時4人横に並んで順番にやってたんだけどバットに球が当たる音が3回しか聞こえないなって思ってたらあれ多分4人目は西広先生ってことだよね!?細かいし切ない…がんばれ西広せんせ…!!

試合中の演出はステージ前方を半分に分けて上下手のはじが各校ベンチの扱いになってて、ステージのセンターで投手/打者と捕手って分割されて、その後ろのグラウンドに走者とか守備陣が立ってる感じ。ちなみにベンチの話をすると三星戦は下手 三星、上手西浦で桐青戦は下手 西浦、上手 桐青だったから推しがいる人はどう観るか考えといて。武蔵野は試合ってほどじゃないけどわりと下手側にいることが多かった印象。

階段上った先のステージにしのーかと打順とかシーン的にあんまり出番がない選手(西広せんせ、水谷、泉くんあたりが多かったイメージ)が立って試合の状況を「○回表○○くん、空振り!」とかそういう打席ごとの結果を実況してくれるから試合の様子を目で追えない人もなんとなく状況がつかめそうでよかった。言うことがたくさんあって実況の人達大変そう。

球技を題材にした作品の舞台を観ることが今まであんまりなかったから試合のシーンどんな感じになるんだろうって思ってたんだけど、この立たせ方だと打者も投手も捕手も正面から観れてなるほど〜〜!!と思った。
球は音と選手の投球とかバッティングだけであるように錯覚させられた。ヴァンガードで培ったイメージ力がここで役に立っている(?)

全体的にもそうだけど試合のシーンは特にすごくスピーディーに過ぎていくから舞台的にはちょっともったいない気もするけど、実際高校野球の試合見てる時も試合が動く時ってほんとに急に動いて急にみんな走って急に一気に点入ったりするから個人的にはリアリティあったかなと解釈してる(前向き)
だいすきな「捕ってやるぜ三橋!」が一瞬で終わっていったからああああもっと集中して耳と目の準備をしておけばよかった!!って思ったのでみんなはちゃんと観てきてくれ!!!

■キャラクター
西浦の選手は1人ずつ、他校の人達はまとめて観劇して感じたことをなんとなく書く。
アニメだとこうだけど舞台はこんな感じみたいな話もしたりしてるのでそういうのが気になる人は注意して〜。

三橋廉
キャストが発表されて写真を見た時、元の顔立ちがすごく華やかでキラキラしてたから「本当に三橋になるのか!?さいたまのカリスマ読モ三橋おれんぴになっちまうんじゃないか!?」って思ってたんだけど実際見たら想像の100倍は三橋だった。あとメインビジュアルとか公式で公開されてる写真よりも髪の色が明るくなっててかなり三橋色だったからそれもよかった。
代永の声がする三橋はアニメ的なデフォルメがされて実在する人間と比べてあわあわ感とかおどおどしてるところを大げさにしたものだと個人的に思ってるから、今回西銘くんの演じてた三橋のおどおど感はアニメを見てるわけじゃなくて実際生身の人間が目の前にいることを考えるとちょうどよかったと思う。個人的には(強調)
そのおどおどしゃべる時に自分の服の裾とか袖を引っ張ってるのも弱気な子っぽくてよかった、服が伸びちゃう…。
背は高かったけど声もわりとトーン高めだったしたどたどしい感じがかわいくてよかった〜!
桐青戦後に寝ちゃったところ、田島さまに頭支えられて横になってたんだけど頭持ち上げられてもあごのラインが美しくてびっくりした、寝顔が美しすぎる…白雪姫かよ〜〜〜〜!!!?!?!?

阿部隆也
原作でももちろんそうだけど、舞台だとなおのこと重要なポジションになってて大活躍だった。試合中のモノローグ係。
本当に球児のプライベートをのぞき見してしまっているのでは??って思っちゃうようなナチュラルな演技の人が多い中で個人的には一番「演劇」を感じる演技だったと思う。
アニメだと中村悠一の声が貫録があるし演技も独特のふてこさみたいなのがある印象なんだけど、舞台は爽やかな声色かつ熱血度もパワーアップして感じで「そうだよね、阿部隆也って高校1年生だもんね…!」ってオタクの目を覚まさせるような演技だった。そこそこ最近出た原作コミックスで田島さまんちで探検したがってた阿部。あんな感じ。劇中の台詞的には「はーい、起きてくださーい!」はカットされてたけどオタクの目は覚めた、サンキューいのくん。
ピンポイントな話になるけど練習シーンでアンダーシャツだけだった時に他の人と比べるとサイズ感がタイトな感じだったからしなやかで強そうな胸筋が見れてえ〜〜いい筋肉〜〜〜!!!ってなった。いい!!
全体的に台詞のテンポ感がよくてツッコミとしてもよく機能してたし、三橋が死球くらったり無茶なプレーした時すごい勢いで出てきたり鼻血出した時とか「夏オワタ…」って言って膝ついたり、ボケとしても優秀ですごかった。三橋のモンスターペアレンツ。クソレフトのシーンとかほんとにおもしろかった。アニメとかだと1音1音ためて「ク〜ソ〜レ〜フ〜ト〜〜〜!!」って感じだったと思うけど舞台は「クソレフトーーーーー!!!!!!!!」って感じですごい勢いよくて若手芸人のツッコミみたいでほんとよかった、鬼笑う。
あと桐青戦の「お前しかいねえんだからな」って言うシーンで幻覚じゃなかったら三橋のおでこを人差し指で小突いてた気がするんだけど現実だった?え〜〜やめて〜〜〜〜そんなんされたら恋に落ちちゃうじゃん〜〜〜〜〜!!!!オタクが。
結構上手に多くきてたから上手のオタクは恋に落ちてしまう可能性高いので気を付けて。ふてぶてしい中村悠一のアベタカーーーヤを思い出せ!!!!!!!!!!(戒め)  上手前方にいたオタクより

花井梓
そもそも若手俳優の顔を見分けられないオタクなのにおお振り黒髪多いし花井くんも巣山くんと見分けつかなかったらどうしよう…って思ってたんだけどユニフォーム以外の時は帽子かぶってたりタオル巻いてたりなんか頭についてるし試合のシーンになったらだいぶ見慣れて普通に見分けついたからよかった!!!本当に!!花井くんより巣山くんのほうがちょっとひょろっとしてる。
谷山紀章の声がするとどうしても「中学の時ヤンキーじゃなかった????」って思ってしまうオタクだけど、きしょーさんの声がしない花井くんは高校生としての等身大のイキリとか自尊心が感じられてとてもよかった。主将に決まった時のまんざらでもなさそうな感じ、すごい高校生っぽかった!!!!!
あとモモカンの手しぼりあまなつジュースのくだりおもしろかった、最高。

田島悠一郎
まずサイズ感がもろ田島さまって感じだったんだけど、動きもめちゃめちゃすごかった!身体能力が高い!声がでかいしよく通る!!!!三星戦の時の「にってんめーー!!」ってすごい軽やかにジャンプしてホームインするやつ、あれを実際やってくれたんだけどジャンプ高いし本当にすごかった。輝いていた。
ステージの前方とかで大事なシーン進んでたりしてもその後ろにいる人達がわちゃわちゃかわいいことやってるってことがすごく多かったんだけど、その筆頭が田島さまだった。
武蔵野の試合偵察に行った時スタンドで靴脱いで隣の人に靴のにおいかがせてうへ〜〜ってさせてたり、隣にいる人と肩組んだりしゃべってるような仕草したり全体的に自分が関わってないシーンでも背景として一番細かく演技してた印象があって、常になんかちょこまかしてる感じすごく田島さまっぽくてよかった。個人的に桐青戦で勝ってみんなでわーーー!!!って喜んでる時にグローブはめた手でしのーかの肩ぽんって叩いてやったな!って感じでにこっとしてるのかっこよすぎた、最高。
9組だいすきなオタク、日常パートが削られたことで9組要素が減ってるのが少し残念だったんだけど三星戦の時ベンチに入れなかった三橋に「一緒にベンチ帰ろうぜ!」って言うシーンとか、赤点とりそうなやつらのシーンとかそういう要所要所でありがとーーー!!ってところはあってよかった、ありがとう〜〜〜!!!!!
あと最前のオタク絡まれてたから注意して!!!

( 泉孝介 )
めちゃめちゃ顔がいい。
舞台終わったあとに連番のオタクが「泉めっちゃ顔かっこよくなかった?」ってすぐ言ってきたから「それ」って返した。
日常パートがあんまりなかったことで台詞減った男の代表なのでは??って感じだしなんなら試合中の実況パートのほうがしゃべってた印象あるwwwwww
でもおお振りの中でもかなり上位に入る好きな台詞「捕ってやるぜ、三橋!!!!」が聞けてオタク大満足だよ…。目と耳と準備を忘れて万全の状態で見聞きできず一瞬で過ぎていったけど最高…。
あと三橋とキャッチボールしてたシーンで最前のオタクが絡まれていた。9組めっちゃオタクに絡んでくるじゃん!!!

( 栄口勇人 )
やんちゃな印象があったからお腹があんまり弱くなさそう!!!!!!(?)
試合中阿部と三橋の会話の仲裁に入ったり、頼りになるお兄ちゃんが強かった。
桐青戦の時打席でメントレのことを思い出してる時の「朝のグラウンド、隣のやつの手の温度」のモノローグ、ほんとにほんとにドドドドエモで思わず泣いた。できっぞのところも最高で泣いた。
あとサブリミナルオレのフキ。

( 水谷文貴 )
公式で公開されてた写真よりも髪伸びてたし茶色感も強まってた気がするからより水谷の髪型に近付いてた。
さっきも書いたけどクソレフトのシーン本当におもしろくてM-1グランプリかな???って感じだったし、主将に決まった花井くんが副主将を指名するシーンで「やっぱ俺かな〜〜?」って感じでにこにこしながらアピールしてたのもおもしろかわいくてよかった。桐青戦で出塁した時も塁の上でずっとうれしそうな顔してたんだけどみんなそんなに触れてあげてなくて笑う、打ててよかったねおめでとう!!!
みんなで三橋んち行って三橋が阿部の要求通りに9分割の的に投げ分けてるのを見せてもらってる時、阿部に「右上」「右下」「水谷」って言われて投球の的にされてる水谷、圧倒的リアクション芸人。しかもそれまで球は音と動きだけで再現されてたのにこのシーンだけわざわざ本物の球(っぽい柔らかそうなやつ)が出てきたのも笑った。完全に扱いが出川哲朗やばいよやばいよ。
そんなに長くなかった日常パートとか要所要所でふっと気の抜けるようなおもしろさを提供してくれてよかった。

西広辰太郎 )
めちゃめちゃ試合の実況をする人。
でも練習中初めて西広先生がフライを捕れてみんなでわーーー!!ってなるシーンはちゃんと入れてくれてて本当によかった。それが見れただけでも大満足。

( 沖一利 )
顔がめちゃめちゃめちゃのめちゃに沖くん。すごい。目の大きさとか鼻の感じがすごく沖くんだった。
桐青戦の終盤で阿部が三橋にはっぱかけるために「沖と花井にマウンド譲れ!」って言うシーン、それを聞いてた沖くんのこんな場面で絶対替わりたくないし、そんな場面なのに投げる気満々な三橋を見てそういう投手の後ろは守りがいある!っていう感じのモノローグまじでめちゃめちゃ好きなんだけど舞台でそれを見聞きして泣いた。最高によかった。

( 巣山尚治 )
個人的に巣山くんは「できっぞ!!!」待ちしててそれもスピーディーに終わっていったけどすごいよかった、実際に人間がやってるのを見ると本当に高校野球を見ているような気持ちになって泣く。

モモカン/しのーか/シガポ )
セクハラっぽくなったらごめんだけど他意はなくぱっと見た印象、モモカンはたしかに少しおっぱいが足りないかなって印象はあるけどそれを置いておいてもとってもよかったと思う。モモカンって作中若いし美人っていう描写があるからああいう感じなんだと思うし。全体的に声のトーンがちょっと低めにしゃべる時は声が通りづらい感じしたけど大きい声を出す時は問題なかった。あまなつ手でしぼるシーンも超クール!!!!
しのーかは基本的に実況解説みたいな役割が多かったんだけど元気いっぱいだしコミカルな動きが多くてかわいかった。あと髪切ってて初期のしのーかと同じような長さになってたのもよかった!
シガポはもう写真公開の段階で本人じゃん!!って感じだったけど次元超えてきちゃったじゃんって思ったし、しのーかと並んで動きも発言もポップでおもしろかわいかった。メントレのくだりは本当にそういうのの講習を受講しにきたような気持ちになっちゃうし、シガポが出てきたらスイッチが押されて別のコーナーになるみたいな不思議な空気があった。

他校は3校各3人ずつしかいないし試合のシーンどうするんだろうって思ってたら三星戦の時は他の2校の6人がモブとして出て桐青の時は他の2校の6人がモブとして出て〜って感じで計9人になって試合やってたからなるほどだから各校3人ずつだったんだ!!って納得した。細かいやることとか多くて大変そう。

( 桐青 )
試合後のカズさんと準太のシーンで原作、アニメとめちゃめちゃ泣いてたんだけど舞台でも爆泣き。おお振り桐青爆泣きビンゴがそろってしまった。
個人的に雨でぐしょぐしょになってるグラウンドで滑った三橋を転ぶ手前でユニフォームつかんで助けるシーンとか細かいところで見られるカズさんのかっこいい先輩感とか対戦校へのリスペクトを感じられるところがカットされがち(多分)だったのがちょっと残念だけど試合後花井くんに声をかけるシーンは生き残っててよかった。
試合中は監督と球あげんなって言われてたのに打席でやらかしたモブ部員達のやりとりが漫才みたいでおもしろかったwwwwww

( 武蔵野 )
武蔵野としての出番は死ぬ前に見る走馬灯か????ってくらいのスピード感で終わっていって鬼笑った。カグさんとかマジで一瞬の中の一瞬くらいしか出番なかった。武蔵野がはける時秋丸さんが榛名さんの肩もみながら帰っていったんだけどその時「にわとりって首を切ってもしばらく生きてるんだって〜」みたいな謎の豆知識を披露してきて笑ったんだけどあれはなんだったの?日替わり????
あと三星のモブとして出てた時榛名さんが前髪めっちゃ邪魔そうにしてて笑ったし、全体的に榛名さんが他校モブとして出てた時のインパクトめちゃめちゃ強すぎる。
そして演出のところでも書いたんだけど秋丸さんのダンスがあまりにキレッキレで秋丸さんを目で追ってしまった。誰だよ〜〜〜って思ってたらびしんじゃん、出演キャストの中で唯一今まで生で観たことある俳優だったのに気付けてなかったなに〜〜〜!?
あとダンスの時他校の人達が各学校ごとにポーズ決めるところがあったんだけど、秋丸さんがしゃがんで榛名さんの足元にいる時榛名さんが秋丸さんの頭をなでてて謎にきゅんとした。目の前で目撃したからかな…。(上手)

三星
畑くん怖すぎるカタギの人間じゃない。
練習試合の前に三橋と対面するシーンで「腕折っときゃよかったうんぬん〜〜」のくだりあるじゃないですか、めっっっっっちゃ怖かった。この前行ったあんステで瀬名泉がキレ始めた時も空気がビリビリしてて結構怖かったんだけどその100万倍怖くて泣いた。舞台を観てる時に怖くて泣いたの初めて。阿部隆也早く割りこみにこいや!!!と思った。高校生とは思えないドスのきき方でほんとに超怖かったしあんなん言われたらそりゃ三橋も転校するわ、わかる。逆によく中学の時耐えきれたなって感じ。
試合中みんなが三橋のことをなめてきってるのを修ちゃんが怒るところ、おお振りの中でも好きなシーンのひとつなんだけど舞台で観てもすごくよかったし泣いた。ああやって客観的に見るとやっぱり高校から入ってきた織田くんの存在めちゃめちゃでかいと思う。


全体的にすごい大げさな演技の人があんまりいなくて、いい意味でフラットでナチュラルな演技なんだけどマイクがなくても声が届いてくるような人が多くて観てて楽しかったしすっと引きこまれた!
生で観たことあるの多分びしんだけだったし、名前知ってるのもびしんと西銘くんといのくんくらいだったんだけど失礼な話変に人気のある顔のいい若手俳優連れてこられなくてよかった。
さっきもちょっと書いたけど俳優の顔見分けつかないし黒髪多いし大丈夫かな〜って思ってたんだけど三橋ちょっと背高かったけどそれ以外は結構身長差とかもいい感じだったと思うし、実際観てみると序盤から結構雰囲気であれは○○くんかな?とか意外と見分けつくから多分大丈夫!

公演終了後はEDのあとに1回全員で並んで礼して、そのあとWカテコ的な感じで観客の拍手で出てきた。
1回目はまた横並びになって礼しただけだったんだけど2回目は西銘くんの「ありがとうございました!」って声で礼して終わり。
キャストの一言あいさつとかも特になくてめちゃめちゃ硬派だった。ヒュ〜〜〜〜!!!
はける時田島さまがずっと田島さまらしく手振ったりジャンプしたりしながら帰っていったのがかなり印象深い。

終わったあとは劇場の前でフォロワーさんと待ち合わせして、時間も結構遅かったから話したりしながらそのまま駅行って帰った。
ここ最近行ったイベントが1人で行くやつ多かったからこの日はいろんなオタクに会っていっぱい話せてほんとにめっちゃ楽しかったーーー!!!みんな会ってかまってくれてありがとう!!


こんな感じでおお振りの舞台本当に想像の遙か上を行くめちゃめちゃめちゃなおもしろさだった。タオル持っていかなかったことを後悔したくらい泣いたし。タオル持ってないから男泣きしたけど。
三橋の声は代永で阿部は中村じゃなきゃだめ!!とか、わたしの好きな○○くんはもっとこう!みたいな印象がガチガチに固まってるオタクはどうだか知らないけど原作が普通に好きだったら多分チケット代が無駄にならないくらいには問題なく楽しめる作品になってたと思う。原作が改変されたりもしてなかったしリスペクトも感じたので個人的には今まで観劇した2.5次元の舞台の中でも5本の指に入るくらいおもしろかったし満足度高かった!!!

あんステ初演の感想でも言ったし幕末Rockの舞台を観た時にも思ったことだけど、声優さんの声ってある程度年がいってもあんまり若い頃と変わらなかったり、みんな違ったかっこよさとか個性があってすごくいいんだけどやっぱりどうしても演技から貫録を感じたり、声優さんの顔とかもある程度知ってるからそれを考えて実年齢と比べて声若いなって思ったりしてしまいがちなところが個人的にあるんだけど、こういう舞台で実際に人間が動き回ってしゃべってるのを観たときに「あ、こいつら高校生だったんだよな!!」っていうのを思い出してはっとさせられることが多くて今回特に阿部隆也でそれを感じた。そういうことが再確認できたり、実際に人間が動くことによって漫画とかアニメで気付けなかったものを発見したりするのが2.5次元の魅力とかおもしろさだと思う。

あと推しの、好きな男のプライベートな誕生日会に参加する機会が一体人生でどれくらいあると思う?この日参加してしまったんですけど!!!!!!やばくない!?!?一昨日までは三橋廉くんの誕生日会に参加してないオタクだったのが昨日から三橋廉くんの誕生日会に参加したオタクになったんだよ?肩書き強すぎない!?!?!?

今回連番したオタクもそうだしTLでも「おお振り2.5次元の舞台観るの初めて」って人が結構多いんだけどわりと全員評価高めで本当によかったし、これでだめっていうなら多分2.5次元コンテンツ向いてないから今後はやめといたほうがいいと思う。
本当にめちゃめちゃ出来がよくて最高だったな、もう1回くらい観てもよかった〜!!!

長々と書いたけど読んでくれた人ありがとう!
チケット譲ってくれたお姉さんと連番、かまってくれたみんなもありがとう!
出演者、スタッフのみなさんと観劇してドラマチック止めたいと思わなくなったオタク達もお疲れさまでした。
今後観劇予定の人達は楽しんできてね〜!
次のオタクイッベは少年ハリウッドさんの上映会なんだけど明日おお振りのオタクと一緒にカラ鉄でこの前出たおお振りのBOX上映会などをしてくるわ。
ではまた〜〜〜!!!


ぼんた (@b_booon51