生きる少年漫画くん

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恋の花咲く百花園 感想

 


TAKUYOくん初のSwitch新作タイトルだった恋花、ずっと興味あったしその時のテンション的にも合ってる予感がしたのでやってみた🤼🌼
思ってた以上にすぐ終わったからそんな長くならないと思うし、気が向いたらオタクの感想にお付き合いください~!

⚠️この感想文は一定期間(いつまでかは未定)公開後に時がきたら一旦非公開にして、そのあとまた順を追って再公開します。詳細はこっち。読まなくても全然大丈夫👌

 

以下、主人公=そらちゃんで話を進める。主観と偏見がすごいから書いてあることほぼうそだと思って雑に読んでほしい。

やばいネタバレはしてないはずだけど、なんか気になったら撤退してね🏃

 

■ストーリー
春から働き始めた百花園に住んでる幽霊(猫太さん)に特殊な力を譲渡されて、「百花園を昔みたいに盛り上げたいから手伝って~😣」ってお願いされたそらちゃん。

🐱猫太さんからの協力依頼🐱
・譲渡した人ではないものの声を聞ける力(今回の場合は主に植物が対象)を使って、来園者が減ってしょんぼりしてる植物達に声をかけて元気にしてほしい
・人のプラスの感情を糧にして咲く精霊の花を育ててほしい

この2つのミッションを進めながら周りの人達と協力して寂れた百花園に活気を取り戻すためにがんばっていく話💪😤🌸🌻🌷🌼

本編は4月から始まって翌年4月に終わるので、期間としては約1年間(さらにエピローグが+1年くらいある)の話。
章で区切られたりとかはないけど季節が変わるとアイキャッチ入るし、テキストでも何月になったか書いてくれてたから作中の時間経過はわかりやすかったと思う。
共通ルートで百花園を盛り上げるための協力者を選んだらすぐその人の個別に入るから分岐は早かった。ENDは公式的には一応HAPPYとNORMALの2種ずつってなってたけど、1人を除いてエピローグが見れるかどうかの違いしかないので実質5種ってとこかな🤔

元々携帯用のゲームを想定してた(公式Q&Aに書いてあった)名残なのかシナリオ全体の進行はかなりさくさくだったけど、その反面恋愛面は1年かけてじわじわもだもだ進展してる感じがしてほほえましかった。あとなんかエピローグが異様に長いので、付き合ってからの2人の様子もそれなりの尺で見れるのうれし~!

攻略対象みんなわりと最初からそらちゃんに友好的だし、いやなやつがいたりいやなことが起きたりみたいな激しい浮き沈みもほぼなく、全体を通してゆるやかなゲームだったから穏やかな気持ちでできてよかったと思う。やさしい世界~🤗って感じ。

 

■システム
デフォ名呼び、選択肢ジャンプあり。たくよ~くんちのバケモンみたいな速さの選択肢ジャンプまじでなんなんだろ。ボルトくらい速い。
オートセーブもいつもほんとに助かってるし、クイックセーブ時とかの確認メッセージのオンオフまで設定できるの地味に気が利いててよかった。プレイ環境は安心安定のTAKUYOクオリティーで今回も満足🙆
あと久しぶりにヒロインちゃんに声がついてたのもやったー!という気持ち。

ところで話それるけど、花を育てるっつ~からなんかミニゲームとかあんのかな🤔と思ってたらステータス確認画面に花が使われてるくらいで特にそういうのはなくてうけた。
作業要素は好みがわかれるのでむずかしいところだけど今回シナリオボリュームだいぶ控えめだったし、作品の重要ポイントである花を育ててる実感がシナリオだけだとあんまり感じられなかった(主観)からこのあたりは多少作業っぽいなにかがあってもいい気がした。なんか知らねえ間に花咲いてなかった?だからこう、もっと花を育てた達成感をプレイヤーとしても味わいたかったというか……。

 

次は攻略順に感想。

(朔良➭和真➭かなえ➭梓恩)

攻略制限も推奨順も特にないって言うからクレジット順ベースで好きそうな男を最後にまわす感じでやった。実際他ルートの内容が影響するような話のつくりじゃなかったから好きな順でやって問題なさそう🙆


( サブキャラ達 )
柊二さん➭園内にある園芸店で働く柔和なお兄さん。オタクは柊二さんのことが好きだけど、柊二さんは植物にしか興味がない。 ~完~
猫太さん➭この度そらちゃんに能力を与えた、ずっと百花園のことを見守ってるフランクな幽霊。恋愛事に疎いそらちゃんに発破かけたりしてくれて助かる。ちなみに人と猫どっちの姿にもなれる🐈
ぶんちゃん➭百花園にある豊後梅の精霊。とてもすごくかわいいし、同カプ者(梓恩くん×そらちゃん)(しかも意外と強火)だから最高~~~!!


わ、わかる~~~~っ🥺✨

猫太さんとぶんちゃんは人間じゃないので触れることができないし、そらちゃん以外の人には基本的に姿も声もわからない感じ。猫太さんは猫の姿の時だけ普通の人にも姿を見せたり触れたりできるようになる🐈

 

( 恋花そら )
主に事務作業を行う職員としてこの春から百花園で働き始めた女の子(18)
開幕早々ファンタジーなお願いをされてたけど、実は幼少期そらちゃんが百花園に遊びにきてた時すでに猫太さんは能力を渡そうとしてたらしい。ほ~ん🤔?
てか通常業務にプラスして猫太さんから頼まれたもろもろのこともがんばっててめちゃめちゃえらすぎる。普通いやじゃない!?新社会人になってすぐこんな謎なことに巻き込まれるの!?(率直)

恋愛面はうそだろ!?オイーーッ😭!!くらい鈍いところがあるので度々もだもだしたけど、元来博愛主義な気質が強いっぽい(人と接する時男とか女とかあんまり意識してない印象)のと変わった名字のせいで周りの人から恋愛相談をされまくってたことが影響してるのか恋愛に対する当事者意識がやや薄い感じがしたので、そのあたりを汲むとそれなりに納得感のある人間性かなと思った。
仕事に対してまじめかつ朗らかで人当たりがいいし、相手が踏み込んでほしくなさそうなラインを見極めたり空気を読むのもうまくて、人との距離のつめ方がちょうどよく感じたので個人的には好感を持てる子だった。
あとそらちゃんがつかまえたクワガタがクワガタ相撲で優勝したことがあるとかいうわんぱくエピ、良👦☀‼‼

 

( 青柳朔良 )
百花園事務職の同僚(22)
植物のことがだいすきですごく大切にしてるし、几帳面&知識も豊富(大学は植物学専攻)で仕事熱心なものの、1人でいることを好むので誰に対してもそっけないパーソナルスペース爆広男。

そんな青柳さん、ゲーム始めてすぐに過去猫太さんが能力を譲渡してるので実はそらちゃんと同じ力がある(人外が見えてしゃべれる)とかいう超重要な情報が開示されるからやや動揺した。最初に言っちゃうの😂!?
というわけで個別は元々猫太さんと面識があってお願いのことも知ってるし、植物のことに詳しい青柳さんと協力したい!と思ったそらちゃんがいろいろがんばる話。

青柳さんと打ち解けようと積極的にコミュニケーションをとろうとしてるそらちゃんと、いつも一生懸命で植物達のことも大切にしてくれてるそらちゃんに徐々にほだされていく青柳さんの様子ににっこりした。
声をかけても「ああ」とかばっかだったのが「……お疲れ」って言ってくれるようになったり~みたいな些細な変化がうれしい😊

青柳さんはそっけないと言ってもそんなにきつい対応はしてこないし、理由があって1人でいたがってるだけで根は普通にやさしくていい人なので、ずっとへへ……って感じで見守れてよかった。全体的に王道っぽい文脈だから見やすいと思うし、困ったら1周目におすすめ🙆
個人的なオキニイベントはめがね外した時にそらちゃんの好みを気にしてる様子だった青柳さんのやつ。内容もかわいいし、めがね外した青柳さんの顔が好きで沸いちゃった🤗
いつもめがねキャラのアイデンティティを殺してしまうオタクより

エピローグ
青柳さんがすっっっっごい素直に「可愛い」とか「寂しい」をそらちゃんに言えるようになっててじーんとした。序盤のことを考えると振り幅でかすぎてウオオ~~~~😭!!(沸)って感じ。好。 

 

( 井荻和真 )
そらちゃんが通ってた学校の後輩(16)
明るくて素直で人懐っこい、王道ど真ん中のチャーミング後輩枠☺☀
在学中は交流がなかったものの、カメラマンとして仕事もしてる和真くんはよく百花園に写真を撮りにきてるので仕事中遭遇したことをきっかけに接点ができて、園のブログに写真を使わせてもらったりしながら仲良くなっていく。

個別はフォトコンテスト用の写真を撮りにきてる和真くんになにか悩みがあるっぽくて……?みたいな感じで進むんだけど、和真くんの抱える悩みごとにすごく等身大なほろ苦さがあるのが印象的だったし、それを乗り越えようとする過程でそらちゃんの存在が効いてたのがいいなと思った。
交流はなかったはずなのに和真くんの態度が初会話の時点で絶対そらちゃんのこと好きじゃん!すぎたからなんかあるんだろうな~と思いながら進めてたけど、和真くんがそらちゃんのことを意識し始めるきっかけがむぇっっっちゃよくてじーんとしちゃった。脆い思春期の繊細な感情の揺れ動き、助かります🥺

この2人はなんかこう~そらちゃんは年上らしくがんばろうとしてて、和真くんは年下だから早く先輩に追いつきたい!と思ってるような、お互いちょっと背伸びしてる感がほほえましくてかわいかった☺
他3人の攻略対象が同じ職場の人達なこともあって随所で「学生」「年下」みたいな和真くんにしかない要素も活きててよかったと思う。

エピローグ
最初はやきもちとかをほほえましく見てたんだけど、終盤やや重~!と思ってうけた。
手紙のあたりのくだりめちゃめちゃいい。返事書いてくれるそらちゃん、ほんとに健やかな最高彼女😳💓

 

( 藤村かなえ )
百花園のおサボり園長(33)
持ってる能力は高くてちゃんとやればめちゃめちゃ仕事できるっぽいのに、最低限の仕事だけしたらずっとぐうたらして青柳さんに怒られまくってるダメな大人。
なんか知らんけど最中ガチ勢なので一生最中食ってたの謎でこわかったな。カジュアルに書かれてたから一瞬スルーしそうになったけど、「ぎっしり最中が詰められた引き出し」ってなんなんだよ😂

個別では園長がちゃんと働かないのには自己評価が異様に低い(卑下しがち)のが影響してそうなことがわかってきて、なんでそうなったのかが掘り下げられていく。
過去の出来事が絡んでくるんだけど、そのあたりの事情から発生する息苦しさの質感にやや現実味があってもやついた。このゲームにしては珍しくちょっといやなやつも出てくるし😖
ただ、百花園以外での社会人経験もあるからこその文脈には大人枠甲斐のある説得力を感じたし、そこから部下達と過ごすうちに少しずつ誰かと協力して働くことによる充実感を得ていくような流れもよかった。

一回りくらい年離れてる攻略対象がそもそもそんなに刺さらないので今回も恋愛面はあんまぴんとこなかったけど、和真くんルートとは逆にそらちゃんが園長の隣に立てる大人になろうとがんばってる感じは健気でかわいかったし、青柳さんも込みでの仕事仲間としての3人の関係性もいいな~と思う。良い職場。
でもさ~園長だけ内容の違うノーマルエンド(しかもスチルつき)あるのなに!?ずるくないですか!?!

エピローグ
ルート序盤で引っかかる描写があったけど、特に触れられないまま進んでるな~と思ってたらここできたからやったー!になった。ほんとはスチルもほしかった(強欲)
あと同僚と上司が職場でいちゃこいてんの、どう考えても気まずすぎるのに青柳さんのスルースキルエグくて笑っちゃった。ぼんただったらぜっっっっってぇやだ😂

 

( 宮澤梓恩 )
百花園の庭師(18)
「嘘も社交辞令も言えない不器用な奴」って自己申告通り実直で仕事熱心な同い年の男。
そんなに口数が多いタイプじゃないから硬派な雰囲気ではあるものの、やさしくて面倒見もいいのでわりととっつきやすい感じ。初会話の段階で下の名前で呼び合うようになってたの、同い年の恩恵を受けまくっててハワ~~~🥹すぎる。
プレイ前から好きそうと思ってたので、今回は最後に対戦してみた😤

梓恩くんとはなんやかんやでたまに一緒にお昼を食べる仲になるんだけど、おそらく今まで男女の概念をほとんど意識せず人と接してきたそらちゃんが同い年っていう自分に一番近い立場の梓恩くんと過ごすうちにじわじわと「今仲良くしてる人は男の子なんだ」ってことを意識していく様子ににっこりした。手さわってるシーンとかさ~よかったよね……恋の目覚めじゃん😊♪

他にも少しずつ交流を深める中でお菓子とかジュースをはんぶんこしてみたり、一緒に花火を見に行ってみたり~みたいなアオハル感あるイベントをこなしてくれててほんとにいい。てか花火の時、それもうほぼ告白じゃんっ……!なこと言ったのにそらちゃんが鈍すぎて全然伝わってないのめちゃめちゃ笑ったし、そのせいでちょっとすねてた梓恩くん可哀想だけどかわいかった。オキニイベ。
中盤以降のいやこれもう付き合ってませんか?(付き合ってない)っていう、絶妙にもだもだする空気感も大変ありがたかった🤒

って感じでなんかこのルート、好きなものしか出てこなくてこわかった。序盤立てられたねえまってそれさ!?(期待)ってフラグもきれいに回収されたけど、ぼんたに都合がいい展開すぎて無限の動揺。逆に。
あと梓恩くんが気にかけてたある植物がまあまあ話に関わってきたことでファンタジー要素も結構効いてたけど、その流れで最初から精霊として生まれたぶんちゃんと元々人間だったのが幽霊になった猫太さんの人との関わり方に対する違いが見れたのも興味深いなと思った。

全体的にファンタジー要素と恋愛面のバランスがちょうどよく感じたし、お互い仕事熱心で、一緒にいると毎日がより充実していくような2人の健やかな関係が大刺さりして楽しめた。梓恩くんが好きな花とその花言葉と梓恩くんの言動の相関性も芸術点高くて好き。永久にぼんたくんに都合がいいオキニルート。
梓恩くんがことあるごとにそらちゃんの存在を特別に思ってるってことを伝えようとがんばってくれてるのもすごくよかったな。告白の言葉も誠実だし無限の信頼🥺

エピローグ
そらちゃんのことを大切にしてる梓恩くんの誠実さが端々ににじみ出ててよかった。
成人したら初めてのお酒は一緒に飲もうって約束に同い年ならではのわくわく感があったし、その初飲酒イベでやらかしが発生してたのも込みで良~!という気持ち。
ていうか最後、ねえ!?!?最後さ~~~~~~!?!!!もしかしてわたしの推しカプ、CERO:Bなのに攻めすぎ………🤯!?

 

それぞれの感想はこんなん。
プレイ前の想定通り梓恩くんがダントツのバチ刺さりだった。ほんとに梓恩くん1人のためだけでもやった甲斐あるって言えるくらいぼんたくんに効いている。

ところで今回メインキャラの声優知らない人が多かったから調べながら対戦を進めてたんだけど、そらちゃんの人元SKE……!?とか、え゙!青柳さんの声ってJust 4Uの人なの~~~ッ!?(大胆不敵に恋したいいつも聴いてます🥺)とかいろんな気付きがあっておもしろかった。和真くんの人なんて乙女ゲー出演どころかメインキャラに抜擢されたのが人生初らしい。あまりにもめでたすぎる🎊
坂田くんと落合さんもかなり珍しいし、どのルートをやっても乙女ゲーでは聞き馴染みのない声が聴こえるの新鮮だった。TAKUYOくんの攻めたキャスティング好き。

全体的に普通に楽しんだけど、協力者を選ぶと言いつつもろもろの事情(猫太さんのこと、花を育ててることとか)を明かすのがまあまあ遅くてほとんどのルートでファンタジー要素があんまり活きてないように感じたのと、作中発生してたらしいイベント事の描写がすっ飛ばされがちなのが個人的にややムムムだった。特にクリスマス会とか貴重な全員集合チャンスなのになんで飛ばすの!?すぎる。

あと「百花園を盛り上げること」が一番の目的で3/4人が同じ職場なんだからせっかくなら大団円っぽいENDとかもほしかったな~!
精霊の花って別に恋をしないと咲かないとかじゃなかったし、攻略対象同士ある程度交流があって、それぞれ百花園とか植物に対する想いも持ってるんだから全員で協力してもよかったんじゃないかと思う🤔

 

■おまけ要素など
🔘おまけ小説(3種)
解放条件よくわかんないけど、周回する度になんかしら開いてた気がする。
全部ボイス、スチルなしで文章のみの進行。

・和真くんの昔話(5話)
和真くんが思い悩むきっかけになった出来事あたりから百花園でそらちゃんと遭遇する冒頭シーンまでを和真くん視点で見ていく感じ。20分くらいで読めた。
ルート中も触れられてたところを掘り下げてもらったことで和真くんの悩みとかそらちゃんへの気持ちに対する理解がより深まった。これを読んだあと本編の遭遇シーンを見直すと感慨深い気持ちになる☺

・猫太さんの話(10話)
そらちゃんが猫太さんと恋に落ちてたらっていうifの話。そらちゃんと猫太さんどっちの視点もあって、1時間くらいで読めた。
途中までは猫太オマエ………数百年存在してる幽霊じじいのくせに、オタクに向かってなんだその初心LOVEは~~~~ッッ🤒!!!(萌)(萌)て沸いてたんだけど、終盤にかけてどんどんえらいことになっていって最後まあまあのテンションで泣いちゃった。人外×人間の良さがつまってる。まあ人によってやや好みはわかれるかもだけど、個人的にはそうそうTAKUYOってこれこれェ~!(偏見)という趣を感じて好きだったな。あと猫太さんの私欲のためにしれっととんでもないことさせられてた青柳さんに爆笑した。

・柊二さんの話(13話)
こちらもそらちゃんが柊二さんと恋に落ちた場合のifの話。40分くらいで読めた。
「植物が恋人」って言うくらい植物に爆裂傾倒してる柊二さんが植物に関する逸話とか豆知識の話を興味を持って楽しそうに聞いて、それを自分の糧にしてくれるそらちゃんに少しず~つ心を開いて好意を寄せていく様子が自然かつ和やかでよかった。
各話タイトルに入ってる植物の名前とかが話の中で活きてるのもちゃんと植物を通じて距離を縮めてる感があって最高だし、全編柊二さん視点だったのもいい😳
腐れ縁らしい園長と柊二さんの独特な関係も解像度が上がって楽しかった。

なんかおまけの内容がめちゃくちゃよかったせいで攻略対象のルートよりもボイス&スチルなしのサブキャラのおまけ小説ではちゃめちゃに情緒乱される異常オタクが爆誕しちゃった。どうする?TAKUYOくん、責任とって今すぐ猫太さんと柊二さんの話にボイスとスチルを用意してほしい。

🔘スペシャ
ミニキャラとか立ち絵の一覧、ボイスサンプル(各キャラ3つ)、カウントダウンボイスなんかがある。最後の4つは各ルートクリア後にボイスが解放されてた。百花園徹夜組になりかけてた和真くんじわる。

 

■スチル、イラスト
差分抜きのカウントで1人あたり15枚。
個人的にTAKUYOのゲームはややスチル少ないイメージがあるけど今回はプレイ中結構いっぱい出てくるな~と思ったし、内訳が本編とエピローグ半々だったから付き合ってる時間軸でのスチルも多く見れてうれしかった。各スチルに思い出ボイスがついてるのも助かる~🤗

絵は全体的にきれいだと思うのでパッケージとか見て好きな感じだったら気が合うと思う。そんなに長い話じゃないのにみんな季節とかシチュエーションに合ったおべべを着てて、立ち絵のバリエーションが豊富なのもよかった。衣替えできる幽霊じわじわくる。

概ね満足してるんだけど、思ってたより花が写ってるスチルがないのと、スチル表示画面で操作説明のボタン表示が消せなかった(よね!?うそだったらごめん)のがコンプ後スチル一覧からスチル一気にスクショしたいな~と思った時やや面倒でムムムだった。
その他のスチルが1枚しかないのもさみしかったので、攻略対象が全員集合してるスチルとかも1枚くらいあればうれしかったなと思う。あとおまけ小説のスチルね(再放送)
ところでちらほらカエル畑と同じ背景が使われてるのはなに🐸!?

 

■音楽
OP,EDどっちもそらちゃんの声優さんが歌ってた。個人的にOPの曲調に2010年前後あたりのキャラソン的な波動を感じて趣深かった。
ところでめちゃめちゃカエル畑のBGMが使われてたのはまじでどゆこと?最初気のせいかと思ったけど、聴けば聴くほどカエル畑なんだよな。前世の記憶を徐々に思い出していく転生者みたいな感覚を味わってしまった🐸

 

プレイ時間は初回が約3時間半、以降は平均2時間くらいで終わってた。うち40分くらいはエピローグだったのまじで長くてうけるな。
ステータス画面ですぐ好感度確認できるし、選択肢もそんな多くないから攻略は特にむずかししいことなさそう。

ボリューム控えめで攻略対象も話の内容も特にトガったところがなく、全体的にマイルドな作風なのでさくっとなんかやりたい気分の時には向いてそうだけど、近年発売されたり流行ってるようなゲームの傾向を考えると物足りなさを感じる人が多いかもと思った。
なんかこのゲーム、PS2とかPSP乙女ゲームをやってたあの頃の気持ちを思い出すような謎のノスタルジーがあるんだよな。だから正直言うと「Switchで初めて乙女ゲームやりました!」みたいなオタクには特に向いてない気がする🤔

個人的にもここもうちょっとこうだったらよかったな~っていう物足りなさはちらほら感じたものの、プレイした時期ややしょぼしょぼしてたからグロいバックボーンを背負った人間とか、命や世界を賭けるようななにかがない、ネガティブな方面に大きく感情を揺さぶられることがない恋花のほのぼのしたやわらかい世界観はちょうど求めてたやつ~!って感じでありがたかった。世の中にはこういうゲームも必要🥺🌏

というわけで低刺激なゲームを求めてる人、前述したようにキャスティングが珍しいので好きな声優さんが出てる人などにとてもおすすめしたい。話の中で花言葉とかも出てくるから普通にお花方面に興味がある人にもいいかも。
あとぼんたくんと男の趣味が一緒のみんな達は多分梓恩くん好きだと思うから興味があったらやってみてね🌻

最後に余談だけど、背景とかBGMあんなに使われてたってことはカエル畑とつながりあんのかな?同じ市内とか。たくよ~くんカエル畑あたりまでは作品の世界観が複数ゲームで共通してたからそれを考えると舞台が同じでもおかしくないと思うんだけど。猫太さんと十九波さんの声帯が一緒なのも気になるし……この2人会ったことあったりしない🤔?

まあこのあたりで終わる。ここまで読んでくれた人いたらありがとうございました🙇‍♂️
ここ数日花粉やばすぎて目と鼻が終わりになってるけど、花粉症ブラザーズのみんな達がんばって春を乗り越えよ……!ではまた👋

 

ぼんた(@b_booon51)

 

■延長戦
以下、ネタバレ含むので未プレイの人は見ないで~!

 

 

終わってみるとみんな過去そらちゃんとなんか関わったことがある感じだったのうけた。
ぼんたくんの好きなやつだけど、全員😂!?(回想でスチルなかったの誠に遺憾)
あと猫太さんがそらちゃんに力を譲渡したのももっと血筋がどうこうみたいな深い理由があるのかと思ってたらそんなんじゃなさそうだったのとか、梓恩くんの骨折があっさり終わった(それが原因でもっとなんかあるかと思った)のもうけた。別に骨折しなくてもよかったのでは!?
そんで小説に出てきた猫太さんに似てるモデルって結局何者なんだ?せっかく青柳さんが墓暴いてくれたんだから髪短い猫太さんもスチルあったらよかったのにな~😢