この前映画の感想文あげたけどつれてってくれたオタクが原作も貸してくれたからせっかくなのでこっちもちょっと感想書いとく。課題図書の読書感想文って感じ✏️
ありがたき福利厚生～～～🙇🙇
みんなの暇つぶしくらいにはなるかなと思うので時間あったらお付き合いください🙋
あ、ちなみにBLの話なので苦手な人は読むのやめな！！
▼以下、主観と偏見がすごいので適当に読んで。
まあ事細かに言うとかはないけど巻数が進むにつれ前巻までのネタバレは多少含むのとこういうシーンが～みたいなことは言うので気になるようだったら注意してほしい。
■海辺のエトランゼ
沖縄の離島で下宿しつつ小説家を目指す駿くんとよく1人で海辺にいる謎の少年 実央くんがボーイミーツボーイ！なんとなくお互い惹かれ合うものの実央くんがその直後一度島を離れて、3年後戻ってきたと思ったら駿くんの下宿先に一緒に住むようになって…？みたいな話。
怠惰のオタクだからあらすじは映画の感想文からそのまま持ってきた。
なんで今まで読んでなかったのかとか海辺のエトランゼ自体に感じたことは映画の感想文でほぼ書いちゃったので割愛するわ。怠惰のオタクなので。まあ興味あったら感想文読んで。
▼映画感想文
映画観てから読んだから映画との違いを探しながら読むのがおもしろかった☺
絵理ちゃん鈴ちゃんの描写は映画だと結構カットされてたんだな～って思ったし2人がいることで駿くんと実央くんの人間くささがより増してる感じでよかった。
「あなたじゃないわよ！」のとこ、映画も原作もどっちもいやほんとそれなと思って笑った。
あと映画の感想で書くの忘れてたんだけど駿くん、好きな男の好みがわかりやすすぎない？？？
黒髪でまゆげがなんかこう、ああいう感じの人が好きなんだね…😊ぼんたくんのBLの受けの好みと一緒じゃんって親近感わいてたよ😊
■春風のエトランゼ 1
実央くんを連れて北海道の実家に帰った駿くんの話だけど、まず一番思ったのは駿くんちめちゃめちゃ普通にいいじゃん！！！
なんか、もっと「同性愛なんてありえない！」くらいの人達を想像してたけど全然そういうんじゃなかった。よかった～！安心🤗
特に駿くんママがさらっと「私も色々勉強（おそらく同性愛者のこととか）してみたけど」って言ってたのが印象的だった。理解できるかとか受け入れられるかとかはさておきわからないものを知ろうとしてくれるの、すごくやさしいしあたたかいと思う。
実央くんが言ってた「もっと深刻にギスギスしてるのかと思った」にめちゃ同意したけど島に行く前の駿くんの回想とかを見ると“普通”じゃないことで長い間深く悩んでたことがわかるし、客観（実央くんとか読者）と主観（駿くん）の違いも感じられておもしろかった。その気持ちは駿くんだけのものだもんな。
駿くんが数年いなかった間に突然ふみくんっていう弟（養子）ができてたの突拍子もなくてうけた。
エトランゼなんとなくメインカプのそばにちっちゃい男の子がいるイメージあったんだけど映画観て「幼少期の実央くんだったのかな🤔」って思ってたのが今回解決。なーーるほどね！
時間を置いて勉強とかしてみたことでパパママも少し気持ちの整理ついたのかなと思うし、昔と違ってふみくんとか実央くんっていうわいわい要員がいるおかげもあって全体的に家の雰囲気がよくなったんじゃないかなっていうのを感じられてすごくよかった。暮らし‼️って感じ。駿くんと実央くんのやりとりもより軽快になっててたのしい。
終わり方はヒエ…😦ってなったけど。
あと駿くん、やっぱり男の好みがわかりやすすぎない？？？？？？（数十行ぶり2回目）
信憑性の高いサンプルが増えて笑っちゃったよ。ぼんた並みに好み一辺倒で親近感増し増し。
一夜を共にしたお兄…？おネエ…？さん、あけすけすぎて当時の駿くんは抉られたところもあるかもしれないけどさっぱりしてるいい人でよかったね😢
■春風のエトランゼ 2
兄と兄が連れてきた謎の居候男のセクシー現場を目撃してしまったふみくんが2人の関係について考えたりしつつみんなでわいわいする話。
ふみくんの駿くんと実央くんに対する「なんで？」と「おかしい」は子供だからこその素直な感情だと思ったし、“みんなと違う普通じゃないこと”に対する不安感が強く出てて見ててちょっとドキドキした。
でも今回は自分がその“普通”じゃないことでずっと悩んでた駿くんが普通じゃなかったからこそ実央くんが救われたって感じの描写があってじーんとした。つながってんだ…全部さ……😢（？？）
2人が出会えてよかったなあと思う。しみじみしちゃう。
てなわけで2巻では1巻だとわんぱくキッズだったふみくんのセンシティブな一面が見えたり、駿くんと実央くんの周りにいる人達のことがわかり始めた感じでみんなにより親しみを持てるようになって良☺
おセンチなことから書いちゃったけど駿くんの雑さとか実央くんの懐の広さがなんだか見ててほっとしたし、ふみくんの同級生のちほちゃんって子が出てきてさらに人間関係が広がってておもしろかった。
あとオタクぼく、共有PCにすけべ検索履歴を残す攻めのズンドコムーブ（ピンポイント）がだいすきなので手叩いて笑いながら喜んだ。
■春風のエトランゼ 3
ママの代理でふみくんの授業参観行ったら駿くんが昔好きだった同級生の和田くんに再会しちゃったり、実央くんがなぜか和田くんと茶飲み友だちになったりみんなでわいわいする話。
2巻のふみくんの「ここで家族のふりをすればだんだん本当みたいになれる（要約）」って言葉でいろんな感情がぶわってなって胸がぎゅっとしちゃったオタクだけどそういう部分とか、ちほちゃんはどういう気持ちでふみくんにつっかかってくるのかとか前巻の中で見え始めたものが掘り下げられておもしろかった。
海辺の時点でなんでもないような感じで普通に身近に女性同士のカップルがいたけど春風でもいろんな家族とか人との関わり方がすごくナチュラルに描かれててじーんとする。
人の数だけそれぞれに合った形があるはずだし、できるだけたくさんの人にとってやさしい世界になればいいなと思う。
今回大人数で飲むシーンあってそこで「どんちゃん」ってオノマトペ使われてたけどあんなにどんちゃん♪♪♪って言葉が似合うページもなかなかなくない？？うける。みんなすごい楽しくがちゃがちゃしてていい感じ～！
あと和田くんは悪いやつじゃないけどデリカシーがねえなと思って笑ったし、このシリーズに出てくる女みんな強くて好きだし、メインカプ2人とも簡単な計算できてなかった（誇張）のかわいい。8！15！
■春風のエトランゼ 4
まず3巻の引きで5年経ってた時点でおおお！？ってなったけど、ふみくんが思春期＆反抗期で髪キンキンにしてんのさらにびっくりだった。100度見。
そんな感じで4巻はお年頃のふみくんがだいすきな桜子ちゃんと兄が昔婚約者だったことを知っちゃってもやもやするところを中心に展開する。5年経って変わったところと変わらないところを感じつつにこにこ見守った。
ここでまた駿くんと桜子ちゃんのこと掘り返すんだ！？！？って思った。
個人的には物語として見てるので2人の過去のことは割りきって考えてるし今いい関係築けてる（と思ってる）のでそんなに気になってなかったんだけど、周りにも「桜子ちゃんのこと考えちゃって読めなくなった」って言ってる人いたからそういう人達にとってはふみくんと一緒にもだもだしてそれで最後少しだけ気持ちが軽くなるような内容になってるんじゃないかと思う。知らんけど。
実際桜子ちゃんがこの5年でなにを考えて今どういう気持ちでいるのかっていうのは明確な描写はないし今後もあるかわからないけど、読後なんとも言えない穏やかな気持ちになった。凪いだ。
あと保護者応援席で桜子ちゃんが何気ない感じで駿くんにかけてた言葉がほんとによかった。
まあなんか、うまく言葉にできないけどただひとつ言えることはぼんたは桜子ちゃんのことがめちゃめちゃすき…😳💓
こんな書き方するとシリアスっぽそうだけどおセンチなところもありつつふみくんがわりと1人でズンドコバタバタコミカル思春期ムーブしててほほえましくなるところも多いからそんな重い感じではない。むしろまっすぐさがまぶしい。ふみくんを見守る家族のみなさんもかわいくて最高だった。特にパパとママ。
好きなシーンはパパの思春期相談室と断髪とタピ。
うん、こんな感じ。
せっかく借りたしと思って一生懸命感想書いたけどいろんな作業と平行してやってたから結構苦戦した。なんかしかも長いし。変なとこあったらごめん、存在しないシーンの感想とか書いてたらどうしよ。
まあよほどやばいところがなければほっといてほしいけどやばかったら教えてほしい。
なんかこう、全体的にメインカプの2人以外の人達のこともすごく丁寧に描かれてていろんな形の暮らしを感じられたのがよかった。生活感のある話とか人間らしい人間の描写めちゃだいすきだから向いてた。やさしくて穏やかな話なのでこれもオーガニックみたいなBL。
ちなみに余談中の余談だけどラックライフの「その手とこの手」って曲と鈴村おじさんの「home sweet home」って曲この作品にめちゃめちゃ合うと思うのでよかったら聴いてみて。
貸してくれたマブオタクありがとーー！
ここまで読んでくれた人もいたらありがとーーー！！
興味あるんだよな～みたいな人いたらぜひ読んでみて。カップリングが合いそうだったら。
それではまた～🙋
ぼんた（@b_booon51)
