生きる少年漫画くん

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映画 「ひだまりが聴こえる」 感想

 

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今まで読んだBLの中でもかなり上位に食い込んでくる好きな漫画なんだけど、実写映画化って聞いてどんな感じになるのか興味あったからフォロワーさんと一緒に観に行ってきました。
普通に、いい意味で、普通にすごくよかったな〜!と思ったのでちょっと感想書いておく。
ちなみに原作は幸福論まで読んでてドラマCDは未視聴の状態で行ったオタク。

▼以下ド主観で原作、映画含めそこそこ内容について触れてるので気にしない人だけ読んで!!

ざっくり言うと中学生の頃に突発性難聴になってから人間関係でうまくいかないことが増えてきて、心を閉ざし気味のまま大学生になってしまった航平くんとかいう美形が同級生のウルトラ太陽属性腹ペコボーイ太一くんと出会って心境が変化していくハートフルお弁当ストーリー。
映画の範囲は原作読んだ人向けに言うと1巻目をまるまる1冊分って感じ。1時間ちょっとの尺におさめるにあたって野球とか一部カットされてるところもあるんだけど、要点はおさえてるから通して見た時に違和感はそんなになかった。

元々劇的ななにかが起きて解決して〜っていう起伏のあるタイプのストーリーじゃないけど、実写で人が演じてるのを見るとさらにそういう印象を強く受けて全体的にいい意味でめちゃめちゃ地味だった。演者さん達の演技もあんまり演技がかってなくてすごくナチュラルだったからもう大学キャンパス内の木になった気持ちになった。わたしは、私たちは木。

一応BLではあるんだけどボーイズがラブ的な描写はちゅーまでだし、どちらかというと太一くんと出会ってからの航平くんの細かな心境の変化に焦点が当てられてるから「いやそんなん…そんなん好きになっちゃうよな、わかる…」って感じで好きになるまでの過程がすごく自然なのでBLを見るのにちょっと抵抗があるって人でも見やすいんじゃないかと思う。っていうかあまりにもハートフルとピュアに比重が置かれすぎなのでそこらへんの少女漫画より透明感ある。

演者さん達に関していうと主演2人の体格差が文句なしの100点満点!!!!!!
まず太一くん。声がでかい!!!!!いいぞ!その調子で航平くんに声を聞かせてやれ!!声がでかい分体が小さくてめちゃめちゃ細いしサッカークラブに所属してるイケメン小学生にいそうなお顔ですごいよかった…。(伝わらない)
見間違いじゃなければ序盤で太一くんが膝がぱっくりあいたダメージジーンズを履いてて、ぼんたの心の中に住まうおじいちゃんとおばあちゃんが「うちの太一くんはそんな穴のあいたジーンズ履きません!!!」って言ってた。転んだ時に破れちゃったのかな??????
航平くんは個人的に色素薄めで儚げなイメージを持ってたんだけど多和田は結構顔面強めだし、肌の色も適度に健康そうな小麦色だからえ、航平くん強そうじゃない?夏にプールの監視員のバイトしそうな顔じゃない?(偏見)どうなるんだ?って思ってたんだけど、演技では絶妙な繊細さが出てたからこれはこれでまた違った良さがあったしシルエットは天才的に航平くんだった。っていうか顔がフォトジェニックすぎ〜〜〜〜〜〜(↑▽↑)

あと、名無しのモブ達がすごいいい仕事してた。
太一くんの友だちはヨコくんしか名前ある子は出てこなかったんだけどヨコくん含む数人がキャンパス内で太一くん見つけた時に「太一ーーー!!!ッウェーーーーーイwwwwwww」とか言いながらダッシュしてハグしにいってわちゃわちゃしてたの等身大の大学生感がありすぎたし、航平くんのことでいちゃもんつけてきて太一くんに殴られる先輩達がもうすっごい、画面にカットインして視界に入った瞬間から「俺らめっちゃチャラいです、そして今からこいつらに絡みます」ってオーラがバッシバシ出ててクセがすごいんじゃ〜〜〜!!最高〜〜〜〜!!
そしてちゃんとキャスト見てなかったから知らなかったんだけど航平くんのママを高島礼子さんがやってておったまげ。

漫画とかの実写コンテンツは今までも見たことあったけど、ひだまりの映画はちょこちょこ航平くんの耳で音を聴いた時の演出と思われるノイズ混じったざらざらした音に切り替わったりしててそれは漫画だけだったら体験できなかったことだし、実際に人が動いてるのを見て航平くんの髪長めだったのって周りの人に補聴器見えないようにするためだったのかなって初めて!今更!気付いたりした。いやなんかどこかで言及されてたらごめんだけど今まであんまり気にしてなかった。
2次元コンテンツだとどの作品でも大体1つくらいはある「いやいやこれは現実だったらないでしょ〜」とかそういうぬるっとしたファンタジー要素がなく本当に穏やかに進む話だし人間が演じることによってリアリティが増したから個人的にはアニメとかじゃなくて実写にして正解だったと思う。

見どころ(主観)は初めて名前で呼び合ったあたりとか(このあたりの会話は原作になかった気がする)航平くんが笑ったの見て太一くんが喜ぶところ、あと結婚したいくらい好きなハンバーグのくだり…これは外せない…会話のテンポもよかったし太一くんがかわいいしそんな太一くんを見てる航平くんのちょっとした表情の変化が微笑ましすぎて見ていたオタクはにやにやしすぎて顔が溶けた。

とまあこんな感じでとても!よかった!!!
日常生活で顔見知りじゃない美形を長時間見続けるっていうシチュエーションがあんまりないことと太一くんがあまりにも太陽属性でまぶしすぎて観賞中時々目をつぶるか背景の木を見つめるなどしてしまったので本編の1/3くらいは見れてなかったかもしれない(?)
大画面に多和田の顔面アップは本当にだめだと思う、美形耐性がないオタクほんとに惨敗した。多和田とぼんたは友だちじゃないからそんなに長時間きれいな顔見てらんないんだよなーーーー!!!!!
そしてもしBLっていう理由でこの映画を見送っている多和田秀弥のオタクがいるとしたら絶対に観たほうがいいと思う。みんなに後悔してほしくないから早く観て!!!!!?

一緒に行ったオタクがひだまりのドラマCDを貸してくれたから聴きながらこの感想書いてたんだけどなんか全然進まなかったし酔った太一くんウルトラかわいいから幸福論もぜひ映画にしてくれ頼む…太一くんの役の子まだ17歳だから…早くしないと成長してしまうかもしれない…頼む…。

上映してる劇場少ないから観るのなかなか難しい人もいるかもしれないけど、航平くんの聴覚の演出とか太一くんの声のでかさは劇場音響のほうがいい感じに体感できるんじゃないかと思うし大画面ドアップで多和田の顔面を拝むチャンスなので行ける範囲に住んでる人はぜひ観に行ってほしい〜〜!!!

読んでくれた人ありがとう!ぜひ観に行ってね!(ごり押し)
ちなみに観に行ったの昨日なんだけど夜風呂あがってテレビつけたらLAST KISSに多和田が出てて笑ってしまった、多和田DAYだった。
じゃあまた〜〜〜( ・o・ )ノシ

ぼんた (@b_booon51