生きる少年漫画くん

検索バー上のぼんた(id:mamoryuuuuuu)ってとこにブログ概要とかあるので暇な時確認しといて~!

思春期(多感)


Twitterで「普段あんまり言わない好きな作品を紹介する」とか「影響を受けた作品を紹介する」的なタグ(うろ覚え)が流行ってるのを見てたのしそう!やりたい!って思ったんだけど、どっちもやりたいけど別でやるの面倒だしタグ見失ったし〜って感じなのでいいねもらってないしそもそもつぶやいてないけど勝手にまとめてブログで書く。

f:id:mamoryuuuuuu:20190809173408j:plain


今までいろんな漫画とか小説とかアニメ見て、ゲームもやって、音楽も聴いて、おもしろいと思うものとか好きなものはたくさんできたんだけど、オタクとしての今の感性に多大な影響を及ぼしたのは思春期(小〜高)くらいに触れた作品だと思うので「思春期とかいう多感な時期にこの作品知っといてよかった!!」って思ったやつを、数えたらちょうど10個あったから紹介する。
わりとメジャーな作品ばっかりだからそんなに珍しいものはないかもしれないけど、どれも好きでおすすめな作品ばっかりなのでよかったら暇つぶしにでも読んでって〜!

  

ほとんど完結してる作品だから内容についてちょこちょこネタバレ(ボロン)してるのと、腐女子としての芽生えとか腐向けの話(主にマ王以降のくだり)もあるのでそういうのはちょっと…みたいな人は自分で気を付けて、薄目で見るとかなんかそういう。


幽☆遊☆白書
ざっくり言うと不良の主人公(幽助)が子供をかばって交通事故で死んだら「ちょっと待って〜!おまえが子供助けると思ってなかったから今死なれても困るんだけど〜〜!」って霊界の人に言われちゃって生き返るための試験を受けて、生き返れたと思ったらそのままずるずる霊界探偵として活動させられるはめになったり闇の武術会に出場させられたり魔界統一のいざこざに巻き込まれたり、なんか気付いたらめっちゃスケールのでかい話になるやつ。
冒頭と最終回直前では全然話の系統が違っててやばい。どれくらいやばいかっていうとズッコケ三人組が気付いたらドラゴンボールになってたみたいなやばさ。しかもそんなに違和感なくそうなっていくのがやばい。

ぼんたが生まれる前にはもう連載終わってた漫画だけど、小4くらいの時に親戚のおばさんにおすすめされて借りて読んでみたら本当におもしろくてすっっごいはまってしまった…。でも当たり前だけど同級生とかに幽白を知ってる人がいなかったから話ができなくて悲しかった。ちなみに飛影派〜!

当時読んでた単行本の巻末に「好きなコンビランキング(?)」うろ覚えだけどそういう人気投票のコンビ版みたいな企画の結果が載ってる巻があって、上位は当たり前のようにどっちかに蔵馬とか飛影がいるコンビが多くランクインしてた気がするけど、蔵馬&飛影を見た時なんかすんってなって逆に幽助&飛影って文字を見た時になんかよくわかんないけどすごいうれしかったから多分ここがぼんたの主人公好きのオタクとしての原点。唐突に。

好きなものと好きなものの組み合わせって最高〜〜!!だから主人公+自分の好きなキャラのコンビの絡みがすごく好きで、当時は推しとか地雷とかそういう概念なかったけど思い返してみればなんともいえない気持ちになったのは「ぼんたは幽助と飛影の関係が好きなのに〜!!」っていう感情があったんだと思う。蔵馬も普通に好きだけど赤いし、好きなんだけど、なんか、悔しい(?)
というわけで幽遊白書でおそらく「主人公好き」のぼんたが目覚めた。
あともしかしたら、いや多分絶対確実にヤンキーっぽい男が好きなのも浦飯幽助の影響受けてるかもしれない。


BLEACH
霊感強めの主人公が虚とかいうやばい敵に襲われてそいつと戦う死神と遭遇していろいろあって自分も死神になって戦うことになっちゃうやつ〜〜!!っていうか多分もうみんなどんな話か知ってる〜〜〜!!!
多分小4くらいの時にアニメが始まって、見てみたらおもしろかったから一気に漫画買った記憶がある。
当時はアニメを録画するっていう概念があんまり自分の中でなくて、学校から帰って宿題とかゲームやって夜ご飯食べて〜くらいの時間にちょうど放送してた感じ。っていうかはまってた時期が幽遊白書とまるかぶりしてるから霊とかそういうの大好きなオタクみたいになってるの笑う。

幽遊白書で飛影が好きって言った時点で10人中13人くらいの人にバレてると思うんだけど一応自己申告しておくと日番谷がすっっっっごい好きだった!!夢女のギリギリ一歩手前くらいの感情。
リアルタイムで追えたから小4くらいから高校あがるくらいまではずっと好きだったし、周りにも好きな子たくさんいたうえにその頃は絵を描くの好きだったから仲いい子と一緒に絵描いたり模写したりオリジナルキャラ作ったりした。あとまって、メル画も作った死にそうもじまる(泡噴き痙攣)
中2か中3の時だったと思うけど友だちと一緒に初めてコミケに行って、そういう即売会で初めて買った同人誌がBLEACH(not ホモ)だったし、BLEACHとか銀魂のステージが見たくてジャンフェスに行ったりしたからなんかほんとにすごい強烈にはまった作品だった。

そういうわけでBLEACHでは「オタクイベントデビュー」を果たしてなおかつ自分が「小さくて強い男が好き」ということを自覚した。
あとこれは自論だけど多感な時期に読んだBLEACHで十二番隊が好きだったオタクは性癖がやべーオタクになってる人が多い、みんな涅マユリに性癖を狂わされてる!!!!
藍染がはんぺんみたいになったあたりからちゃんと読めてないから完結もしたしちゃんと読もうと思う。本棚にスペースができたら。


金色のガッシュ!!
めっちゃ頭いいせいで学校で周りとなじめてない櫻井孝宏のところにガッシュがきて、持ってた本に書いてあった文字読んだら雷ドーン!!なんかいろいろあって魔界の王様を決める戦いに巻き込まれる。違う、幽遊白書の話をしてるんじゃない。
ここまで3連続で「男子学生が人外と出会って理由あって別の世界の争いに巻き込まれる」話ばっかり紹介してるんだけどこれはまってたのが3作品とも同じ時期なのが本当にやばい。全部小3とか小4くらいから。さすが小学生って感じの引き出しの少なさ〜!!
ガッシュもたしかアニメ見始めておもしろかったから漫画をそろえてもらって、家族みんなではまってた気がする。

アニサマの感想で初めて自発的に泣いたアニメはおジャ魔女の最終回って書いたけど、初めて自発的に泣いた漫画はガッシュのコルルの話。カラオケでカサブタ歌うとアニメ映像がコルルのあたりのとこばっかり流れるからいつも半泣きだしなんなら「コルル」って字面見るだけできつい。
ガッシュにはこの後何度も泣かされたから今のぼんたがよく泣くオタクになるきっかけになったの絶対ガッシュの影響じゃない????(責任転嫁)

ここまでの2作は妖怪とか死神とか出てきてもくくり的には人外だけど人間に近い姿のキャラが多かったのにたいしてガッシュは等身が明らかに人間と違ってたり、動物っぽい見た目の魔物もいたし、大体みんな「魔界の王様」になるっていうひとつの目的のために戦ってたけど「どんな王様になりたいか」っていうのは人それぞれ考えが違ってたから外見内面どっちも込みで人の多様性??みたいなものを小学生ながらに感じた。そんな難しい言葉知らなかったから「みんな違う生き物だしいろいろ考えてるんだな〜〜」くらいの気持ちだったと思うけど〜!

あとはもうただただチチをもげ!こんなにしょーーもない歌なかなかなくない??
そんな感じでガッシュでは「みんな違ってみんないい〜」っていう概念をなんとなく体感して「共感したり感動する何かを見聞きして泣く」っていうことへのハードルをめちゃめちゃ下げられた。そしてパルコ・フォルゴレに「不快にならないポップな下ネタ」を学んだ。
今10代後半〜30代前半くらいの年のオタク。多分、大切なことはすべて櫻井孝宏が教えてくれた。


桜蘭高校ホスト部
小2からおジャンプ様を与えられて読み始めて当時好きだった漫画はいちご100%
同級生の女の子がちゃお、なかよし、りぼんの三大勢力に分散してきゃっきゃし始める頃にはそのすべてを無視してガッシュの影響でサンデーと、何故かコロコロまで読み始めてもう世間の想定する年頃の女の子ロードを鮮やかにドロップアウト〜!したかと思いきや小6で三大勢力をすっ飛ばしいきなりラブコンと僕等がいたに手を出すハードな小学生時代を終えて、忙しく1年過ごしてもうすぐ中学2年生!っていう思春期の中でも特にキングオブ多感みたいな時期に出会ってしまった桜蘭高校ホスト部

金持ちだらけの学校に特待生で入学したハルヒちゃんホスト部とかいうとても正気とは思えない部所有のアホ高い花瓶を割っちゃって、花瓶代弁償のためにホスト部で接客担当として活動することになったけど実は女の子なんだよなァ〜〜!!っていう花君とかにも通じる古き良き伝統芸能みたいな展開のお話。これに闇と病みと足すと月華繚乱ROMANCEになります(宣伝)
後ろの席で同じ班だった友だちが「多分好きだと思うよ!」って貸してくれたんだけどほんとに好きだったしこの漫画こわい。何がこわいかっていうとキャラ属性のデパート
部内はアホの美形、参謀系黒髪眼鏡(中国語ではない)、双子、っょぃ合法ショタ、体格のいい寡黙なスポーツ男子のタイプの違う男がそろってるうえに主人公のハルヒちゃん、自分は理由あって男装女子なうえにパパはバイで現オネエとかいうパンチのきいた環境で生きててすごい情報過多だし胃もたれ起こしそう。

ぼんたの今の双子、兄弟姉妹好きは絶対に常陸院ブラザーズからきてる。
特に光が好きだったんだけど当て馬男好きも確実にここからきてるし、漫画があまりにもおもしろくてアニメも見てみたら「まって、光の声めっちゃ好きなんだけど」ってなって調べて出てきたのが鈴村健一って声優さん…ふ〜ん、へ〜!!
さらに詳しく調べたらおジャンプ履修済み作品で好きな男、ラビと沖田の声がどっちも鈴村健一っていう声優さんが声をあててることを知ってしまってそこからはもう、現状を見てもらえればわかると思うんだけど鈴村おじさんの養子(面をするオタク)になってしまった。

桜蘭にはオタクとしてあまりにも影響を受けすぎてるけどとりあえず「双子、兄弟の良さ」を覚えて「好きな男がみんな当て馬」っていう特殊能力が発現し始めて、そしてとうとう鈴村健一を見つけてしまった…。
これがきっかけで声優さんに興味を持ち始めたし、今まではアニメを見ておもしろいと思ったものとか人にすすめられたりしたものだけ漫画読んだりしてたんだけど自分で調べておもしろそうと思ったものを見てみるっていう流れに変わっていったからそもそもオタクとしての方向性はここで確立された感じ。
本当に、課金して手に入るソシャゲのイベントのブーストアイテムみたいな存在でここで桜蘭ブーストを食らってぼんたのオタクポイント勝手に上がっていった。


花宵ロマネスク
桜蘭で鈴村健一の存在を知ってしまった当時中1だか中2のぼんたは「好きなキャラ何人かの声を全部1人の声優さんがあててたなんてすごい!この人が出てる作品はきっとおもしろいものが多いに違いない!」と思ったのでとりあえず鈴村おじさんのことをいっぱい調べて、おじさんが出てたアニメとかゲームにいろいろ手を出した。
その中で出会ったのがこの花宵ロマネスク出〜〜双子の鈴村健一(再)〜〜〜!!
そしてここで初めて乙女ゲームの存在を知る。
原作は携帯のノベルゲームだったから声優さんの声聴けるのはドラマCDとかだったんだけど、普通に気になったからやってみたらすごいはまってしまった。ほんとにドはまりして中2の夏に携帯版始めて秋くらいにはもうPS2版のゲーム買ってた。

宝生家とかいうストロングな一族の出資でなりたってるおぼっちゃま学校の教師になった主人公がその学校にいる宝生家の血筋の生徒と教師達の一族のいざこざに巻き込まれて一族の当主に「うちの子の誰かと結婚して〜」とか言われるクソやばいところから始まる話。
ロゴス解放とかいうプレイしたオタクじゃないとわかりづらいシステムもあるんだけど単刀直入に言うと攻略対象が全員メンヘラな昼ドラも裸足で逃げ出し警察に助けを求めるレベルのデスメタル乙女ゲーム

緑川光にキスされたと思ったら実は毒薬飲まされてて心中させられたいオタクは今すぐ花宵ロマネスクをやれ!!!!
BADENDが本気でBAD。リジェットとか、オトメイトとかもきつめな乙女向け作品結構あると思うけどもう各キャラクターの根底にある闇の深さが違うし人外的な怖さじゃなくて人間の闇みたいな後味の悪い感じだからBADの重みが尋常じゃない。っていうかBADじゃなくてもきつい。コントローラーのボタンを押す親指の重みがそのへんのゲームとは違うんだよなーーー!?
攻略対象の母親と体の関係を持ってた攻略対象がいたり攻略対象の息子が攻略対象だったりするのでり、倫理観〜〜〜!?たすけて倫理観〜〜〜!!!
ノベルゲー、据え置き機どっちも花宵ロマネスクで戦慄の乙女ゲームデビューをしたために倫理観がガバガバになったからなんか、様々な物事と人の性癖にたいして寛容になった。

というわけで花宵には「寛容な心」を育てられたし、突然だけどぼんたの乙女ゲームにおける「赤髪」「(ヒロインより)年下」キャラ好きは絶対城崎ともゑくんに影響受けてる。チョコホリック I*N*Gは神。
Vitaに移植してくれないかなァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!(無理)


ソウルイーター
自分の体を武器に変えることができる人と、その武器を扱うことができる職人っていう立場の人がチーム組んで戦って悪い人の魂を集めてめっちゃ強い武器作るぞ〜〜!!っていうのを目標にしてる人達が集まる学校の話。すごい軽めに言うとバディものって感じ。
中2か中3くらいの時にアニメやってて見てみたらおもしろかったから漫画買った。
序盤は少年漫画らしく軽いお色気シーンも挟みつつ楽しげな日常パートだったのがだんだんバトルシーンが増えてダークファンタジーっぽくなって狂気にあてられたキャラクターが見れるのがおもしろいし、絵もデフォルメしすぎず細かすぎずっていう絶妙なタッチだから話にも合ってるし絵本みたいですごい好き!

ほんとに好きな作品なんだけど、中でも一番いいなと思ってるのが主要キャラの武器と職人は3組とも男女で組んでるのに無理に恋愛的な展開に持っていこうとしなかったところ。
結婚とか出産って大勢の人から見た場合一番わかりやすい幸せの形だろうけど個人的にはそうでもないと思ってるから、昔から少年漫画で戦いを終えた主人公が最終回でヒロインと結ばれたり結婚したりするのがなんか違和感あった。
だから最終回を迎えても主要キャラの男の子と女の子が付き合ったりせずに、お互い相棒として信頼してる関係のまま描き切ってくれたのがすごいすっきり。
遺伝子とか書類上の繋がりがない他人と人生の中で長く一緒にいることってすごく難しいことだと思うんだけど、何にも縛られてないからいつだって離れられるのに「当人同士でしかわからないなにか」が理由になって同じ時間を共有しようとする人達のことがすごく好きだし、性別問わずそういう関係にロマンを感じるからなんか…いい〜〜!!ソウルイーター最高〜〜!って話。
 
ソウルイーターでは「男の子と女の子がいる=必ず恋愛に発展するわけではない」って考えを許された感じ。男女間の友情は成立するのか問題、個人的には成立する派なので。じゃなかったらすごく気持ち悪いと思う。
あといろいろ言ったけど少年漫画の最終回で主人公とヒロインくっつきすぎ問題にもやもやしてる理由をひとつ付け加えておくと主人公と自分の応援してた女の子がくっつかないパターンが多すぎるからっていう私怨もある。(少女漫画当て馬大好きオタクの特殊能力)
ヒロアカとかゆ!!!でウチヤマに目覚めたオタクは絶対にソウルイーターを見て!!!


今日からマのつく自由業!(まるマシリーズ)
しもしも〜〜?櫻井孝宏〜〜〜???
ガッシュで大切なことを教えてくれた櫻井孝宏、数年の時を経てまたお世話になった。ただいま!!!(実家)
不良に絡まれてる友だちを助けたら返り討ちにあってトイレの便器から異世界に飛ばされた主人公が実は魂レベルでその異世界の王様だったんだけど一体これからどうなっちゃうの〜!?ってやつ。トイレから異世界に行くの斬新すぎて最初読んだ時さすがに500度見した。

写真にあるのはコミカライズ版だけど、中2くらいの時に同じ部活で登下校も一緒にしてた友だちに原作の小説を激しくおすすめされて貸してくれたから読ませていただいた。ちなみにすごく重大な事実を伝えておくけど、ぼんたはマ王を読み始めた時は腐女子じゃなかった。

基本的に学校の朝読書の時間とか帰りの会で先生が話してる間とかに読んでたんだけど、席が近かった男の子(本人もお姉ちゃんもオタク)がぼんたがマ王読んでるの見て「それホモのやつじゃん!!」って言ってきたから「は!?ホモじゃなくない!?」って強めに否定した。この時のぼんたはまだ腐女子じゃないから。腐女子じゃないから、BL作品じゃないのにホモ??って、そういう概念がよくわかってなかった…。
その誰が決めたのかもよくわからない、ホモとかホモじゃないとか謎の常識にとらわれたぼんたのキングオブドノンケな考えを変えたのが、ここまで読めばもう20人中50人くらいわかってると思うけどフォンビーレフェルト卿ヴォルフラム〜〜!!

文化の違いで主人公の有利くんが魔族のヴォルフに求婚したことになっちゃってヴォルフ的には納得いかないから決闘することになるんだけど、いろいろあって有利くんが勝ってそれから少しずつヴォルフの中で有利くんの評価が変わって認めるべき存在になって自分から婚約者アピールとかするようになる。
その流れがあまりにも自然すぎて「男同士なのに???」とかそういう疑問が生まれる暇もなく「ヴォルフめっちゃ有利くんのこと大好きじゃ〜ん!有利くん早く責任とって結婚して〜〜!!!」っていう気持ち生まれた。
「男の人でも男の人を好きになることがあるしそれは別におかしいことじゃない」っていうのに気付けた感じ。

もちろん創作の世界で起きることと現実で起きることが別物なのはわかってるけど、まあそういう人もいるんだなって難しく考えず自然に思えたことが個人的には大収穫だった。あと文化の違いは恐ろしいので初めて行く知らない土地で無茶するのはやめようって思った。
腐女子的に言えば幽遊白書で自覚した「主人公好き」が数年の時を経て櫻井孝宏の力を借りて「主人公愛され」という概念を学びパワーアップ〜!!
マ王を経由して「同性同士でも恋愛ありえるんだな」って気付いてからはオタクとしての幅が無限に広がって、おかげさまで漫画読んだりゲームやったりするのがなおのこと楽しくなったし今では立派な拡大解釈深読みオタク。ありがとう!!!!
原作の小説ってまだ完結してないししばらく出てないよね??ヴォルフと有利くんが正式に結婚したら起こして(冬眠)


■NO.6
中学校の図書室でなんか借りようと思ってうろついてる時、近くにいた友だちが「これ多分すきだよ」ってすすめてくれたから読んだんだけど誰だと思う?桜蘭をすすめてきた友だちなんだよ…。ぼんたの好きそうなものを的確にサジェストしてくるじゃん、ぼんたソムリエ…。おかげさまでまんまとあさのあつこという概念にとらわれてしまった。
っていうかNO.6を学校の図書室に置いてくれたのありがとうすぎる、あんなの多感な時期に触れたら読後「なんかよくわかんないけどやばい」って気持ちを抱える人間確実に増えるじゃん。

うまくあらすじがまとめられる気がしないからスーパーざっくり言うと近未来SF。
なんかもうめっちゃいろんな技術が発達して管理された都市NO.6で暮らす頭のいい紫苑さんとスラム街みたいなところで暮らしてる生活能力の高いスーパー美形ネズミのボーイミーツボーイ。
都市暮らしのぼっちゃんが理由あってNO.6から脱出しなきゃいけなくなるんだけど、追われてた時にかくまってもらった過去の恩があるからスラム街美形が脱出を手伝ってくれて、そこからNO.6の秘密を暴くために行動を共にするようになるんだけどなんか、なんか…。やばい。

マ王の場合ヴォルフはもうほぼ恋愛といってもいいような感情で有利くんのこと好きだと思うんだけど、この2人に関してはなんだかよくわからなくてすごい難しい。でもキスする。ちゅーする!!しかも1回じゃない!!!!
すごい仲がいいわけではないけど、明らかにお互い惹かれあってて相手のことを尊重してるっていうそのなんて言ったらいいかよくわからない2人の関係がすごくいいし、ソウルイーターのところでも書いたぼんたの大好きな「当人同士にしかわからないなにか」に通じるものがあるので他人から見たらなんて言ったらいいのかわからない紫苑さんとネズミの関係が本当に好き。これに関しては言語化するのが難しいから本当にぜひ読んでみてほしい。飄々とした強い美形を翻弄する頭脳派不思議ちゃんを見ろ〜〜〜!!!!

NO.6ではあさのあつこという「男性同士の間に芽生える恋愛的に見えるけどそれとも違うよくわからないなにか」にたいする解釈が現段階でこの世で一番合致する人間と出会えたのが今のぼんたの価値観に大きく影響してる。
NO.6は聖書、バッテリーは教科書、THE MANZAIは参考書なのでブロマンスやBLを嗜むオタクはなんでもいいから1回あさのあつこの作品を読んだほうが感性が豊かになると思うので心の底からごり押ししておく。


おおきく振りかぶって
中学生の頃、テスト期間中夜中まで起きて勉強してた流れで深夜アニメをなんとなく見るようになってしまったぼんたくん。たしかヴァンパイア騎士とか夏目友人帳とかラインバレルとか見てた。LaLaを信じろ。
放送日時とか調べて見ようとしてたんじゃなくてテレビつけたまま勉強してたらなんか始まったから見ながらやろ〜みたいな感じだったんだけど、友だちのおすすめでラノベとか読むようになったら深夜アニメ見るのが楽しくなってきちゃって高校生あがるかあがらないかくらいの頃に初めてHDDでアニメを録画した。初めて録画したアニメは多分バカテスだった気がする、おもしろかったよね!
そんな感じで徐々に次始まるアニメなにかな〜とか調べて録画するようになって、高1の時に見たおお振り2期にドはまりして漫画一気に買った。

中学生の頃に周りとそりが合わなくて野球部で上手いことやっていけなかった主人公で投手の三橋が進学先の高校の発足したての野球部で出会った捕手に制球力を生かしたリードをしてもらってちゃんと戦えるようになって、チームもどんどん強くなってって甲子園で全国制覇目指すぞ〜!ってやつ。多分みんな知ってる。
よくよく考えるとここまではギリギリでいつも生きていたい感じの、命がけのバトル漫画ばっかり読んでたからスポーツものとか正統派な部活ものとかに触れるのがおそらくほぼ初めてで、同年代の男の子達がわちゃわちゃしながら仲良くなっていったりする様子を見るのが逆に新鮮だったし、舞台が埼玉県でわりと地元だから親近感がありすぎたのも好きな理由のひとつだと思う。

おお振りに与えられたものは「スポーツを題材にした作品とスポーツそのものを見ることへの興味」「殿堂入りレベルの推しカプ」
あとほぼ同時期にTwitterを始めて、おお振り好きな人を探してフォローして話すようになったから今でも付き合いがあって一緒にイベントに行ったりするような仲のいい友だちができるきっかけにもなったし、Twitter楽しーーー!!って思えたのもおお振りのおかげなのでこれはもうオタクというかもうそもそも普通に人生に関わってきてる〜!!
ヴィクトルがゆうりくんから2つのLをもらったようにぼんたもおお振り「友だち」Twitterの2つのTもらってる〜〜〜!!!!(?)


イナズマイレブンシリーズ
Twitterで生きることに慣れてpixivとかも見るようになってオタクとしての人生を謳歌し始めた頃にpixivを見ていて気付いてしまった。
フォローしてる人(好きな作品とかカプがかぶってる人)大体イナズマイレブンのイラスト描いてる…。

それに気付いてしまうとTLで見かけるイナイレ、イナズマの文字がどんどん気になってきて、いろんな作品でカプの好みがめちゃめちゃ合う人達がみんな見てたうえにおすすめされたから見るか!ってなった。
それで突如重くなってごめんだけど震災でいろいろ自粛ムードになって計画停電とかしたりしてる時期にとても外に遊びに行けるような環境じゃなくてやることも特になかったから5日間くらいかけて当時すでに100話超えてた無印を一気に見た。
自分も震災当日家から離れたところで帰宅難民になったから疲れてたし、誕生日近付いてるけど周り暗いから自分もそんなテンション上がらないしって感じでかなり気落ちしてた時に見るイナズマイレブン合法シャブ!!!!

本当にめちゃめちゃ元気出たし最高だった。ちょっと必殺技が使えるエキセントリックな髪型のサッカー少年達が鉄骨落としとかくらいながらも大会で優勝した〜〜!って学校帰ってきたらなんか宇宙人に学校破壊されてて全国を回って仲間集めてそいつらと戦うことになるし、しかもそいつら本物の宇宙人じゃなかったし、思ってたより背景壮大だったし全部エイリア石のせいだし、今度は世界大会出るぞ〜ってなったらなんか、遠征先で天使と悪魔とカッパに出会う。
すごい。盛りすぎ!!!髪型とかも含めいろいろ盛りすぎなんだけどなんかおもしろい、すき!!!!!!

無印はギリギリ最終回までには追いつけて、最後のほうはリアタイできたんだけど次始まる新シリーズのGO。
主人公の天馬くん、雷門でサッカーしたくてわざわざ沖縄から上京してきたのに既視感ある人が「サッカーを支配する」とか言い出して管理サッカーであらかじめ決められた試合結果に沿って試合しなきゃいけなくて気持ちよくサッカーできなかったし、それが解決したと思ったら「サッカーを消去する」とか言うめっちゃ声の小さい未来人が現れてタイムジャンプしていろんな時代に行かなきゃいけなくなったから気持ちよくサッカーできなかったし、サッカー取り戻せた〜!って思ったら何故かサッカード素人集団とチーム組まされて何故か宇宙に連行されるしまじでなに〜〜!??松風天馬くんになんの恨みがあるんだ!?!なんでだよたまたま出会ったカッパとかと楽しくサッカーしてよ!!?!!

GO始まる前は新シリーズ10年後!?!?主人公変わっちゃう!!!まだ出会ったばっかりなのに!円堂さん!!って思ってたんだけど放送話数が2桁になる前くらいにはもう松風天馬くん最強で最高〜〜〜♡♡ってなった。
主人公という概念だいすきだし天馬くんあまりにもひどすぎる環境で健気にがんばってたから…。1年生なのにキャプテンて〜〜鬼かよ〜〜〜!?って思ってたんだけど3期で出てきた男の一言でめちゃめちゃ救われた(遅い)から本当にイナズマイレブンは神。

イナズマイレブンでは「主人公好き」⇒「主人公愛され」と順調に育ってきたぼんたの中での主人公に対する気持ちがついに「主人公は宗教」という真理にたどりついた。地球は、人類は皆、主人公という名の母の腕に抱かれている。
そして最後にひとつだけ確信を持って言うけど、同じ時代を生きたオタクだったらおそらく約7割がT-Pistonz+KMCの歌に励まされながら育った!!!!
間違いない。みんなピスケの歌を聴いてピスケに育てられた、つまりもう9割くらい兄弟みたいなもの。イナズマイレブンを通ってきたオタクはみんな兄弟なんだなあ。 ぼんを


こんな感じだけどどうでしょう〜?
ここまで読んでもらえればぼんたが学生の主人公が異世界の争いに巻き込まれる話が大好きなオタクだということがわかったでしょう。

ここに書いたこと以外にも、すべての次元を通じての初恋(幼稚園生の時)がおむすびまんさまだったり、ときメモのフィギュアのガチャガチャやって女の子のパンツが気になってスカートの中を見ちゃう小学生だったり、魔法のiらんどのせいで小5で百合に目覚めてしまったり、中学生の時に不知火一樹と結婚したりなんかいろいろあって今のこういうオタクになったけどみんな仲良くしてくれてありがと〜〜!(?)

多分今仲良くしてくれてる人とか同世代のオタクは半分以上触れたことある作品なんじゃないかと思うけど、花宵ロマネスクとか、特に花宵ロマネスクとかは話に付き合ってくれる人を探してるので、花宵ゾンビがいたら仲良くしてください!!ぼんたの部屋トイズウォーカーの古代遺跡だからいろんな出土品があるよ!!!
どれもおすすめだしおもしろいので、ぼんたの言い散らかしたことはあんまり気にせず気が向いたら読んだり見たりしてみて!

長かったのに読んでくれた人いたらありがとうございました、暇つぶしにでもなってたらいいな!
今週末は鈴村おじさんの10周年記念ライブに行ってくるから書けそうだったら感想書くね〜!
あとこれ書いてて思い出したけどイナズマイレブン専用機器になってた3DS、近頃出番がなさすぎて可哀想なのでそろそろドラクエⅪ買うか…って気持ち。勇者絶対守るマンだらけって聞いたからめちゃめちゃ楽しみにしてる。アレスの天秤も延期しちゃったしね。たのしみだけど。
じゃあまた(๑•̀ㅂ•́)و✧

ぼんた (@b_booon51