生きる少年漫画くん

検索バー上のぼんた(id:mamoryuuuuuu)ってとこにブログ概要とかあるので暇な時確認しといて~!

劇場版アルゴナビス AXIA 感想

 


楽しみにしてた映画を観たんだけど、なんだこれは……🤯??になって帰ってきたので頭の整理をするために日記兼感想を書いとく。
映画以外の媒体(主にアプリ、漫画)のことも多少話題に出すので、大丈夫そうな人は気が向いたらお付き合いよろしく~🙋

 

オキニ男がメインの映画を1人で観て耐えられるかわからなかったからほんとはマブダチオタクを連れていく予定だったんだけど、諸事情(おのれバンダイナムコッ……!)(八つ当たり)で無理になっちゃったのかなし🥺
そんなわけで介護人を失ったオタク、ドキドキしながら1人で行ってきた。


事前にムビチケ買ってたんだけど、このキービジュいいよね~!
あと今回は3週目の特典でフィルムをもらった。礼音くんだった!でもいい感じに撮れなかったから写真は割愛する。

ここからはやばそうなネタバレを避けつつ映画の感想を書くけど、主観と偏見がすごいので書いてあることはあんまり信じないで雑に読んでほしい。他媒体の情報もそんなに拾えてるわけじゃないし、自分が知ってる範囲の情報だけをもとに書いてるのでなんかうそついてたらごめん。見逃して。
ていうか周りになびすくんのオタクがいなさすぎてみんながこの映画を観てどう思ったのか全然知らないんだよな。読んでも怒らないで。気が合わなそうだったら撤退してね🏃

 

映画の内容としては東京進出を控える中で「GYROAXIAは解散、旭那由多がソロデビュー!?」ってうわさが流れてバンド内の空気がアルティメット最悪になり、いろいろごたつく完全新作の話。時間軸的にはTVシリーズ最終回(もしくは流星のオブリガード)のあと。

旭那由多のバックボーンが掘り下げられるっぽいことはわかってたから自分の中にある旭那由多像が揺らぐようななにかが出てきたらどうしよ……って緊張しながら席に着いたんだけど、開始早々あることが気になって全然それどころじゃなくなった。なんだよ……なんなんだよその独特すぎるサイケ演出は!?!!
イメージ的に自宅凸してきた蓮くんが歌った時に発生する𝑺𝒑𝒂𝒄𝒆 𝑵𝑨𝒀𝑼𝑻𝑨😮💫🌃(8話)……をもっとストロングにしたようなのが度々出てくる感じ。あれって希釈したやつだったんだ。

冒頭から絵面のパンチ強すぎてまじで笑いそうになったけど、周りのオタク達は真剣に観てたから自分だけなにか別の競技に参加させられてるような気持ちになりながら「とんでもねえもんを観にきちゃったな……」って下唇噛みしめてた。DANCING PARANOIA流れるのがもう少し遅かったら正気を失ってたかも。

その後もいやあの、どこそれ!?とつっこまずにはいられない世界観が謎すぎるクソデカ屋敷(金持ち特有のバカ長テーブルも無理)とか、旭那由多事切れてない?大丈夫?みたいな死んでそうすぎる謎のピンスポ演出(こんなにおもしろいのに直前のシーンが作中一番くらいシリアスボルテージMAXで無理)とか数々のストロング演出を食らい続けて大変だった。60分しかないのに演出が特濃すぎるだろ。

あとさ~これが一番気になったところと言っても過言ではないけど、なんで伊龍恒河をあそこまでのカス親にしちゃったの!?
作中それなりの頻度で出てくる旭那由多の幼少期回想で虐待と言って差し支えない接し方(殴る蹴るとかじゃなくて言動で支配するモラハラタイプ)してて普通に引いたし、それによって旭那由多がオタクの予想を遥かに上回るレベルのダメージを受けてたのがかなりショックだったな。父の行いそのものというよりも、それで旭那由多が傷ついてた事実がしんどくてめちゃくちゃいや。PTSDだよ、それ。

個人的に漫画版伊龍恒河のコッテコテなTHE バンドマン!感が好きだったからアニメの世界線でおもいっきり人格を変えられてたことですでに若干ショック受けてたのに、よりにもよってお出しされたのが谷山紀章の声帯(これはほんとに最高キャスティング)をもってしてもリカバリーできないドブカスクソ親父。

エーーーーン!!こっちがいいよぉ!!! 漫画版の伊龍恒河、帰ってこい😭!!!!

しかも空気は重いくせに伊龍恒河がちょいちょい会話に英語を差し込んでスキル:ルー大柴を発動させてくるのがシュールすぎて、まじでどういう感情で見たらいいのかわかんなくて本当に気が狂いそうだった。
こっちはただでさえ最初からツッコミ&笑い我慢選手権に強制エントリーさせられて困惑してるっつ~のによ……おまえ………おまえ~~~~~~ッッ🤒‼‼‼ルー大柴)(笑い)(モラハラ)(怒り)

まあなんやかんや言ったものの、今までちらつかされながらも明言はされてこなかった旭那由多がバンドに固執して音楽をやってる理由を掘り下げつつ、心の奥底にある「でもそれだけじゃない」って部分も垣間見ることができたのは興味深かった。
いろいろ乗り越えていくうえで結人くん蓮くん(里塚は航海くん)とか、GYROAXIAの外側にいる人達の言動が活きてたのもよかったと思う。凛生くん加入時とかもそういう感じがしたけど蓮くんはなんかこう、誰かの中から自分と共鳴する部分を見つけて拾い上げるのが上手な気がする。人が持つ本質的な熱意とかきらめきに対する感度が高くて好き。
てか出番少ないのにArgonavisくん達が出てくるシーン全体的に安心感やばくて助かったよね。実家。ずっとワイプでいてほしかった。

ただ、今回の話の流れだと旭那由多と里塚の絆しか深まってなくね?と思ったから欲を言えばもうちょっとバンドとしての話が見たかった。2人がバディ的存在とかなら満足できる文脈な気がするけど、あくまで“1つのバンドの中にいる2人”として考えてるのでややムムムが残る。
別にみんな仲良くしろとか仲間なんだから隠し事するななんて野暮なことは言わないけど、もう少し3人へのアプローチもあってよくない?特に礼音くんは問題提起をした張本人でもあるわけだし、もっと関わってほしかったな。
さらに言うとアプリとかで公開されてた情報(これについては後述する)と今回の話を照らし合わせるとうーん?と思うところが結構あったのでそのあたりももやついてる。

全体的にストロングな気になりポイントがありすぎて度々オタクのことをどうしたいんだ……?みたいな感情に脳を支配されたし、正直シナリオとも気が合わなかったけど(これは本当に個人の好みの問題なので好きな人は好きだと思う)、劇中流れる曲がどれもハイパー最高だったのでまあいっか♪になった。音楽の力は偉大。ED曲のエグ転調良なのよ~!早く……今すぐリリースして!

ちなみにSYANA(伊龍恒河のバンド)のCDがつくっていうからパンフレットも買った。


映画楽しみにしすぎてたから観に行く前の週すでにフライング購入しちゃった。
今回の映画に出てくる人達のプロフィール&キャストインタビュー、幼少期の旭那由多の設定画、脚本&監督のインタビュー、ED曲&SYANA曲の歌詞(後者がCD付き)とかが載ってる。CDはこの映画で唯一伊龍恒河に沸けた点なので助かった。
パンフ自体は映画観たあとに読んだけど、観る前に読んでもそんなに問題ないかも。

パンフ読んで気付いたこともあったからそれを確認したい気持ちはちょっとあるし、あと何回か観ればもっと話にも馴染めるかもしれないけど、もう1回この選手権にエントリーする体力は今のぼんたにはないので断念した。
いつか配信(オブリガードも配信ないからこれはムズいかな😔)とかなにかで観れる機会があったら「テメー平成初期のスパダリ攻めみたいなバスローブ着てんじゃねえぞ~!」とか元気に野次飛ばしながらマブと一緒に観たい。
そういえば、楽屋でギタージャカジャカしてイキってた礼音くんとクレーンゲームの曙涼かわいかったよね。平成生まれだから急に話を変えたところで終わります。

ここまで付き合ってくれた人いたらありがとうございました~🙇‍♂️
とにかく映画を見たうえでの脳と感情の整理をしたくて取り急ぎ書いたからなんかうそついてたらごめん。今後またダブエスの復習とかいろいろするから許して。
そもそもTVシリーズとか観てないとよくわからん話なうえに万人受けする内容でもなさそうだし、もう上映本数相当減ってるからこれから観るのはムズいかもだけど、興味があったらいつか観てみてね。ではまた👋

 

ぼんた(@b_booon51)

 

 

もうちょっとつっこんだ話をするけど、文章にして整理したかっただけで個人的に混乱したこととかをだらだら脳直で書いてるし、多分間違ったことも言ってるので読まなくていい。8割くらいしょぼしょぼしてる😖

 

 

・他媒体との話の兼ね合いなど
すべての情報を追えてるわけじゃないからそもそも自分の認識とかがおかしかったらめちゃめちゃごめんなんだけど、旭那由多のヒストリー(アプリで公開されてた生まれてから今に至るまでの個々の来歴)と比較すると今回の映画の話ってだいぶ違和感ない?

例えば映画だと旭那由多は10歳で父に見切りつけられたっぽかったんだけど、ヒストリーでは5歳で喘息が判明して「お前に歌は無理」って言われたって書いてあったんだよね。
前者については帰宅後に幼少期が5歳と10歳の2パターンあったことに気付いて映画館では意識してそのシーン観れてなかったから大ウソこいてたら申し訳ないけど、もし該当シーンが5歳だったら10歳のビジュアルは別に必要ない気がするので、わざわざ用意されてることを考えると十中八九10歳の時だと思う。

そうなると10歳まで英才教育を受けてたっぽい(推定)映画の旭那由多と、5歳で見切りをつけられて以降あんまり家に帰ってこなくなった父の部屋に入り浸って音楽の素養を身に付けていったらしいヒストリーを背負った旭那由多ではだいぶ文脈変わってこない?
まあヒストリーのほうでも行間を拡大解釈すればたまに家帰ってきた時父がレッスンしてあげてたよ!にできなくもないかもだけど、どっちの人格でも伊龍恒河は一度見切りをつけた人間にそこまで時間を割かなさそうだから、1人で楽器とか機材いじってるうちにセンスが磨かれていったって考えたほうが個人的にはしっくりきちゃうな🤔

一番気になったのはこのあたりだけど、映画では一緒に住んでなさげだった母はどうなってんだ!?とか、まじであのクソデカ屋敷はなんなの!?どこよ!?とか考えれば考えるほど謎が増えて困惑して、別物としてとらえれば……でもな~とかも考えてたけど、パンフの監督達のインタビューでは「すでにあるプロフィールとヒストリーを掘り下げて考えて制作していった」的なことが書いてある………どういうことだ?余計になにもわからなくなった。すでにあったものを掘り下げたらしいのにめちゃめちゃ変わってないか?それともぼんたくんの今までの認識が間違ってたってコト……!?

うーんでもどっちにしろヒストリーには「父から音楽を教わった」とは書かれてなかったし個人的にはやっぱり絶対違う文脈になってると思うんだけど、アニメからアプリの話に続いてたのでこの2つを切り離して考えるのがむずかしいという事実がオタクを苦しめる。簡単にアプリとかとは別軸で考えればいっか♪にはなれなくない!?え~なに?どっち、どれを、なにを信じたらいいの?ぼんただけがこんなにおかしくなってんのか?みんなこの話すんなり飲み込めた?

そんでこのあとアプリとかの世界に話がつながっていくとすると、今回結構でかい出来事があったのに旭那由多の言動ってこのあともそんなに変化なくないか?とか、IGNITION(あれって9/12だよね🤔?)の直前にこんな大変なことあったんか!?とか考えてまたおかしくなる。
なんかこう、ストーリーの時系列と現実世界でそれを見る順番がごちゃついてたせいで気持ちの持っていき方がいまいちよくわかんなかったな。なんで最新の時間軸じゃだめだったんだろ(一応アニメの話としては一番最新だけど)とも思う。本来話につながりがあるとされてたアプリでこのあと起きたことをすでにいろいろ見てきたのに、今アプリ前の頃の話……!?みたいな。アニメを見終わった直後の時期とかだったらもっとフラットに楽しめた気がするけどタイミングが謎。


・伊龍恒河
監督達のインタビューに「初期はもうちょい違う雰囲気だったけどキャラが弱く感じて相談した結果最終的にこうなった(要約)」的なことが書いてあってOMGになっちゃった。今度は逆に強すぎるだろうがよッ……!!キャラ設定の出力1か100しかないのか🤒!??!

自分の知ってる範囲だと伊龍恒河は多分小説で存在が明かされて漫画で初登場、オブリガードで声がつくって流れだったと思うけど、漫画の伊龍恒河がオモロくてかなり気に入ってたのでオブリガードで出てきて、しかも声が谷山紀章って知った時(これに気付くのが遅くて上映時間の都合がつかなかったから当時は結局観に行けなかった😢)めちゃめちゃうれしかったのに、AXIAのPVとか正月放送されたオブリガード見たら粗暴オラつきバンドマンだったはずの伊龍恒河がなんかいやな感じの敬語を使う知らねえ男になってて!?!?!!ねえ誰~~~~~!?アタシ達の伊龍恒河はどこいっちゃったのよ~~~~~~ッッ😡!!?!!

まあそうなったもんは仕方ないからそれはそれで楽しみにして映画を観に行ったつもりだったんだけど、なんか見終わって思い返してみると自分で思ってたよりも伊龍恒河のキャラ変が結構ショックだったっぽいことに気付いた。
よろしくない親と言ってもかなりいろんな種類があるけど、今回は個人的にまったく受け付けないタイプの親だったっていうのも大いに影響してると思う。ぼんたくんは親としての轟炎司に対する嫌悪感をいまだに火力高めに抱いてるオタクだから、そういうことだよ。

それはそれとして、作中明確な描写はなかったなんで息子に英才教育(ほぼ虐待ですが)をしてたのかを考えてたんだけど、Ragnarökの歌詞にある「我が胸は 未だ震えぬ」「満たされない」とかから察するに、伊龍恒河は自分と同じ高みにまでのぼりつめられるような存在を渇望してたのかなと思った。だからそれを自分でつくり出そうとしてたというか……。息子に期待してたといえば聞こえはいいかもしれないけど、当の本人はそれであんなに苦しんで傷ついてたんだからシンプルにクソ(ここまですべて虚言ギレ)
ちなみにパンフに不備あって歌詞カードのデータ公開されてるから興味あったら見てみて。


あの感じだと伊龍恒河は多分旭那由多にとっての真っ正面からぶつかって高め合える蓮くん、一緒に歩んで支えてくれる里塚をはじめとしたバンドメンバー(あと対等であろうと食らいついてくれる礼音くんもあるかも)みたいな存在がいないまま世界の高みにたどりついちゃってて、ずっと空虚なんじゃないかな~と思う。
旭那由多の言う「World is mine」には「そうだってことを証明してみせる」っていう決意表明的な熱意を感じるけど、伊龍恒河の「World is mine」は言葉通りの傲慢さが色濃く感じられてなんかやだった(素直無礼)


・旭那由多と蓮くん
この2人には「伊龍恒河の音楽に触れたことで自分の音楽が始まった」っていうストロングクソデカ共通点があるので今回の映画でそれがどう効いてくるのか結構楽しみにしてたんだけど、純粋にアーティストとしての伊龍恒河の圧倒的な音楽性に憧れてそれを自分の音楽の糧にした蓮くんと、アーティストとしての面以外からも多大な影響を受けて自分の音楽に怒りや憎しみが混ざってしまった旭那由多、同じ人間の影響を受けて始まった2人の今の違いが大変興味深かった。これはRagnarökカバーを聴いた時特にそう感じたから早く音源リリースしてもらってもっとちゃんと聴き比べたい😠✋‼

原っぱ(?)でしゃべるシーン好きだったんだけど(ところで病院からあそこまで距離どんくらいあるの?)、旭那由多が自分の音楽の中にあるものが怒りや憎しみだけじゃないってことに気付く(思い出す?)きっかけになったのが蓮くんだったの超超いい🥺
旭那由多が蓮くんの存在をずっと気にしてることにはいろんな理由があるだろうけど、さっき映画のサイケ演出を希釈したのが8話の𝑺𝒑𝒂𝒄𝒆 𝑵𝑨𝒀𝑼𝑻𝑨的なことを書いたオタクの独特拡大解釈観点でものを言わせてもらうと、旭那由多は蓮くんの歌を聴いた時に伊龍恒河の歌を聴いた時に近いなにかを感じてるんじゃないかって気持ちが強まったし、今回は蓮くんの中に父の歌を純粋に尊敬してた頃の自分の欠片みたいなものを見つけたのかもって気もしてなんか~~~~~よかったです(小学生感想)

他媒体ではどうかわからんけど、少なくとも今回の話の中では旭那由多のバンドメンバーへのダメ出しの仕方は自分が父に言われたこと、父がバンドメンバーに言ってたことの影響を受けてそうだったし、もし蓮くんと出会わないままいつかの未来で目標を達成してたら(ただ達成のためには父のことを克服するのが重要条件だと思うから蓮くんがいない場合どうなってたかわからない)父と同じ道をたどって空虚な人間になってた可能性が高そうなので、蓮くんが旭那由多と同じ時代を生きるいのちで本当によかった~!と思った。
まあその蓮くんが歌うことに興味を持ったのは自分を見捨てた父のおかげで、出会えたのは自分が切り捨てた元バンドメンバーのおかげだと思うと運命力働きすぎてなんか、なんか………!になりますが。旭那由多がんばれ、強く生きろ。2023年も応援してるぞ。

 

なに書いてるかわかんなくなってきたし疲れちゃったからこのへんでやめる。
個人的に伊龍恒河の掘り下げもうちょいほしいけど、今後も出番あるかな~すでにグロ家族が飽和してる中であの路線にしたんだったらもう変に改心とか和解しないでくれたらいいな。逆に。あと今回の内容で旭那由多の母を出さないのは普通に無理があると思ったのでこっちもいつかどうにかしてほしい。旭那由多のことを語るうえで母の存在はめちゃめちゃ大切だと思う。

てか新しいアプリってどんなんになるんだろ。映画みたいにダブエスとはびみょ~に違うっぽい話になっていくのかな。
今回あんまり気が合わなかったから今後自分がどうなるかやや不安だけど、まあ向いてそうなとこを拾って適度に楽しもうと思う。
ここまで異常者の脳直文章に付き合ってくれた人がもしいたらありがとう~!では👋