生きる少年漫画くん

検索バー上のぼんた(id:mamoryuuuuuu)ってとこにブログ概要とかあるので暇な時確認しといて~!

源狼 GENROH 感想

 

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夏空から始まったオトメイトカフェのコースター持ってるけどやったことないゲームをやろうの会 活動記録第3弾🤟
ちなみにこれは夏空と一緒にマブダチオタクが貸してくれた。いつもお世話になってます🙇✴


▼前回の活動


源平合戦の話っていうからいやどう考えても100000000億%の確率で絶対死人出るじゃん!!と思って覚悟決まるまで温存してたんだけど、覚悟を決めて対戦してもなかなかだった。
というわけで源平合戦を眺めながらデスメタル年またぎしたオタクの対戦記録、心してご覧ください🐎⚔️

 

以下、主人公=沙耶ちゃんで話を進める。主観と偏見がすごいのでなんとなーく、適当に読んで。
END、ルート終盤のゴリゴリのネタバレはしないけど史実通りに進むところは特に伏せずに書くので気になる人は注意してほしい。

 

■ストーリー
生まれつき物事の本質を見抜く(ものの質の良し悪しがわかったりうそついてる人の気持ちが濁って見えたりする)不思議な力を持ちつつも田舎で細々と暮らしてた沙耶ちゃんだけど、その力を買われたのかある日突然大商人 吉次一族の跡取りになってくれとか言われて奥州に連れていかれちゃった😲!?
そんな知らん家継ぐ気なかったけど、読み書きとか計算を教えてもらって商いの楽しさを知ったり、近所の義経ご一行と仲良くなったりするうちに考えが変わってかくかくしかじかで吉次の家を継ぐことに。一方その頃京では不穏な動きがあって……??みたいな感じで源平合戦を中心に展開していく話。

ジャンルとしてはゴリゴリの歴史ものだけど、今までかじったこの筋のフィクションの中でも一二を争うくらい史実に沿って話が進んでた気がするしなかなか硬派。
そのへんの時代のことうろ覚えだったからゲーム進めるのと並行して義経関連のいろんなこと調べてたんだけど、主観だと同時代がテーマになってる遙か3の史実反映度をMAX10のうち2とすると源狼は5か6くらいに感じた。
創作というか伝説みたいな感じで伝えられてることも作中活かされてるので、歴史好きな人は結構楽しめるんじゃないかと思う。知らんけど。

本編は序章があって一~三章が共通、四章~終章(八章)が個別。
ENDは基本それぞれGOODとBAD2種だけど御影だけBAD5種もあってうける。ハードモード。
構成をざっくり説明すると

序章 沙耶ちゃん、奥州へ🐴
一~三章 義経ご一行のウキウキ遠足祭り🌸🍁♨️
四~終章 源平合戦からのvs頼朝💥

源平合戦の話なはずなのにみんなでお花見したり紅葉狩りしたり温泉行ったり和気あいあいとしてたから、今こんなにほのぼのならずぇっっっったいあとでしんどいのしわ寄せがくるじゃん!!!って感じで序盤から胃がキリキリした。ちなみにその予感は当たってた。ゔ🤒

四章以降はルートによって戦解像度にだいぶ差あったけど作中主に描写されるのは宇治川、一ノ谷、屋島壇ノ浦の戦いからの頼朝との関係悪化、なんやかんやありつつ奥州に戻って衣川の戦いあたりまで。
比較的史実に沿って進むので話自体はひとつ大きな流れがあるけど、「この時こういうことしてたんだ~🤔」「だからあの時こうだったんだ💡」っていう他ルートで詳細がわからなかったそれぞれの動きとか考えを個別ルートで別視点から補完できる感じなので、話の大筋は同じでも周回は新鮮に楽しめた☺

恋愛面というか、沙耶ちゃんとの関係についてはスタート時沙耶ちゃんが子供だから心の中に住まう倫理警察が起立しかかったけど、序盤から攻略対象の母が13歳で結婚した話が出てきたりで当時の倫理観的にはそこまで問題ないことが判明したので着席した。ぼくは世界観に従順なオタク。
そもそも本編期間10年くらいあるから終盤は普通に大人になるし、共通のうちは年の離れた攻略対象達も「沙耶かわいいな~!なにして遊ぶ?いっぱい食べてすくすく育てよ~よちよち😊」って感じで近所のやさしいお兄さんみたいに接してくれて恋愛っぽくなるのは個別入ってしばらくしてから(沙耶ちゃんが10代半ばあたり)なのでそんなに気になることないかなと思う。コンプラ順守オタクもご安心ください。CERO:Bを信じろ‼‼

一応注意点的なものを言っておくと
・展開がシビア
・なのでなんかわりとみんな死ぬ
・というわけでなかなかみんなで幸せにはなれない
前述した作中範囲の時点で察しつくかもだけど、想定以上に史実に沿ってたので展開がシビアで攻略対象含めわりとみんな死ぬ。流血とか矢が刺さったりしてるスチルもそこそこあるので苦手な人は注意して。

 

■システム
選択肢選んで進めていくだけだから完全なノベルゲーム。好感度上がる選択肢選んだ場合は愛キャッチ出るからわかりやすい🙆
そういうわけでプレイしてて特に困ることはなかった。デフォ名呼びもあってありがたい~!

あと文が縦書きなの和風でいいなと思った。各キャラの横にメッセージウィンドウ出てくるんだけど吹き出しみたいに見えてかわいい😊
ただ沙耶ちゃんにもこれが適用されるんだけど、ウィンドウの色?柄?の違いでしか台詞なのかモノローグなのかが判別できないから始めたばっかの頃はアハ体験かと思った。
慣れれば平気だけどもうちょっとわかりやすく違いあってもよかったのでは🤔

 

次は攻略順にそれぞれの感想書く。

(琥太郎➭継信➭忠信➭弁慶➭義経➭御影)

御影は他5人攻略後ルート開通。
おすすめ順探したら人によって結構違ったけど、琥太郎くんは最初の人が多い気がしたのでそこから入ってあとはやりながらフィーリングで決めた。個人的にはこの順よかったと思う🙆
詳細はこのあと少しずつ書くけどとりあえず継信さんはちょっと話の流れつかみづらそうなので1周目は避けたほうがいいかも🤔

ちなみにこの前のアンケートで「キャラの顔見れたほうが知らない作品でもわかりやすいかも(要約)」って意見があったけど、今回はパッケージ裏に見やすいのあったから載せとく😃👌

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PSPのゲームはサイト見れなくなってるケースも多いし、今後もこういう風にキャラとか声優さんが見やすく表記されてる場合はできるだけ載せるね。そんな感じでよろしく☺

改めて言うけどこの先史実通りの展開(誰が死ぬとかも含む)については特に伏せずに書くので気になる人は読まないで~!
それではまず沙耶ちゃんのことから✏️

 

( 沙耶 )
天眼(前述した不思議な力)を持ってたことをきっかけに突然謎の男が迎えにきて、よくわかんないまま見知らぬ地で暮らすことになる開幕バタバタヒロイン。
ゲーム開始時12歳とかいうからびびりすぎて100度見した。じゅっ……!?ほぼ赤ちゃんみたいなもんじゃん👶!?!???(???)

思ってたより気強いし、そもそもの素直な人間性に子供だからこその怖いもの知らず感が乗っかるのでわりと遠慮のない物言いをする子だった。
奥州連れてこられて「吉次の家継いでくんね?」って言われた時「私には関係ないので無理です。さようなら。(一字一句違わず原文まま)とか言って爆速で帰ろうとしてたのさすがにおもしろすぎて声出ちゃった。子供って無敵~!

良く言えば天真爛漫だけど、戦えないのに危険な場所についていこうとしたり、作中感情的に行動するところが多々あって端から見ててひやひやすることが多かったのでストレスはそこそこある。
まあ性格が悪いとかではないし、ルートによってそのあたりのニュアンスには違いあったので個人的には許容範囲だったけどここはムムムポイントになる人結構多そう😔

話それるけど沙耶ちゃんがけがした鳥の雛を保護して育てるくだりがあるんだけど、その鳥が成長したらすごいデッッッッカくなってるのめちゃ笑った。鷲だった。
ちょっと前に鷹連れて歩いてる男と対戦したけど今度は鷲を連れて歩くヒロイン。乙女ゲームなに?????
それにしても雪ちゃん(鷲の名前)有能バードすぎてすごかった。作中LINEの役割果たすじゃん。

 

( 琥太郎 )
過去いろいろあって義経さんに拾われてから子分をやってる御曹司(義経さん)爆推し口達者生意気小僧。良くも悪くも子供っぽさが強くて調子乗りかつ見栄っ張りな感じ。
多分同い年くらいだと思うけど、攻略対象の中では沙耶ちゃんと一番年が近いから気安さがあったし、お互いが相手に対して「面倒見てあげてるのは俺(私)😤✨」って思ってるっぽいのかわいかった👦👧💮

個別はすごい雑に言うと戦で活躍したいけど、実際戦場に出てみると怯んじゃって全然上手くいかなくて理想と現実のギャップに落ち込む少年の成長物語。
そこから他の義経さんの取り巻きみたいに卓越した武力がないことを自覚したうえで自分なりのやり方で役に立とうとしてたので、思ってたよりも口と一緒に頭も回る子なんだな~って感心した。

琥太郎くんが自分なりに役に立てそうな道を見つけてからも上手くいくことばかりじゃなくてあひるの空かよ~🤒!?くらい一進一退するのでもだもだするところもあったけど、少年だった男の子がいろんな経験をして好きな女の子と一緒に成長して青年になっていく過程としては見ごたえあってよかったと思う。
終盤とかもうこれBLACK WOLVES SAGAで見た!!!って進研ゼミ顔しちゃったし、終わり方も琥太郎くんの長所が活きる道になっててじーんとした。

あと少し話それるけど、作中経過する10年くらいの月日をおつぐが本編八章の中で琥太郎くんの声の高さでしっかり表現してたみたいで、このルート終えたあとの2周目共通で琥太郎くんに遭遇した時声がめちゃめちゃ高くてびっくりしちゃった。
それをプレイしてて気付かないくらいゆるやかに、琥太郎くんらしさを損なわず声を低くしていってるのがすごい。それはもう演技を越えてまじの琥太郎くんの成長じゃん(?)

 

佐藤継信
佐藤兄弟の兄のほう。義経さんの取り巻きやってる硬派な武士。
シンプルにいい人だし、攻略対象の中なら一番常識があるというか、人間的なバランスがよくて見てて安心できる人だった気がする。中間管理職みたいな🤔
そんなよくしゃべるタイプでもなく乙女心もわからないドドド鈍感男なので最初沙耶ちゃんが話題探しに困ってたんだけど、継信さん自分で刀打っちゃうくらいの刀オタクだから刀の話振るとむぇっっっちゃしゃべり出すのうけた。

まずなんで継信さんを2周目にしたのかを説明させていただくけどだって、継信さん1周目中盤で死んじゃったんだもんよーーー???!!??
いやなんか、いろいろ調べながらやってたし史実だと早めに死ぬことは知ってたけど、まさかゲームでまで史実と同じタイミングで死ぬと思ってなかったんだよな。無慈悲。

というわけで自ルートでどう生存するのかすごく気になったので2周目をお任せした。
そして迎えた個別。継信さんが沙耶ちゃんへの贈り物に込めた気持ちとかはよすぎて沸いたけど、総括するとめちゃめちゃしんどい。
一番気にしてた継信さんの死亡回避に沙耶ちゃんの存在が効いてるのはよかったと思う。
その甲斐あってか他ルートはわりと終章入ってももだもだやってたのに継信さんはスピード感を持って想いを告げてくるので結構びびった。一度死を強く意識する出来事を体験すると人間変わるもんだな🤔

思ってたより早めに進展するのでいいじゃん好き~!って感じで2人の関係自体はにこにこ見守れたんだけど、その反面状況はどんどん悪くなっていくからすごいしんどかった。
他ルートにはない沙耶ちゃん側の異変もあったし、継信さんだけ他の男と比べるとなんかやたらと苦労させられてない?やっぱ本来死ぬ運命だった人が生き残るとそのしわ寄せでハードモードになってしまうんか……?
プレイ中何回も「たすけて春日望美さん……」になりながら迎えたENDもなんか、GOODでもなかなかしんどい。そんなことある???個人的には結構センセーショナルだった。無慈悲。

ちなみに思ってたより死ぬけど、一応他ルートでも継信さん生存パターンはあるのでご安心ください!
前述したようにすごくまともな人だし、継信さんがいなくなると結構集団としてのバランス悪くなるのであとからじわじわ痛いなと思った。中間管理職ニキ……😢
あとみきしんさん、死にそうな演技がまじで上手すぎない???ブラウルの時も思ったけど上手すぎてほんとに矢刺さったり斬られたりしてないか不安になる。

 

佐藤忠信
佐藤兄弟の弟のほう。義経さんの取り巻きやってる飄々としたチャラつき男…に見せかけてやさしいし気が回る普通にいいやつ。ざっくりジャンルを分けるとみらことかと同じライン。
意外と短気?血気盛ん?🤔だったり見栄っ張りなところがありつつその見栄に見合った努力もしてて、個人的には人間らしさとか親しみやすさがあって好感が持てる男だった。
ていうか忠信さんこの人間性でめちゃめちゃ酒弱いのうける。萌えキャラじゃん。
でもひどい時は「酒」って字見ただけで酔うとかそれは、それはもうなんか別のなにかなんじゃない!?!?

継信さんが亡くなった場合それぞれ心中思うところはあるだろうけど、どのルートでも戦死した兵の1人として扱われてその後あんまり引きずらないのがこのゲームのシビアかついいところだと思ってるんだけど、兄弟であっても例外じゃなくて継信さんの死に依存しすぎないシナリオだったのすごくいいと思った。
説明が難しいんだけど依存しすぎないというかなんか…なすべきことをなそうとちゃんと前を向いて現実を見てて、でもその中でふとした時に2人の中にいる継信さんを感じる瞬間がある感じ。オタク度々泣いちゃった😢

兄弟の概念好きなオタクだからこのルートは佐藤兄弟のやりとりとか継信さんが亡くなってからも端々から感じられる2人の絆にじーんとした。
ていうかこのルートの継信さん、それ絶対死ぬじゃんってやつのムーブ~~~!!っていう丁寧な死亡フラグ立ててきたの無理すぎて1周まわって笑っちゃった。戦前に弟にそんなもんを渡すんじゃないよ……そんなことして死ななかったやついないから😂

こちらもなかなかしんどさあって「たすけて春日望美さん……」だったけど、忠信さん見栄っ張りだから特に好きな女の子を守るっていう気持ちが火事場の馬鹿力につながって生き残れた感じで強くてよかったし、終わり方は結構穏やかというかきれいにまとまってて好きだった。ちょっと泣いちゃった。
好きなイベントは射場で沙耶ちゃんの変化球野次に動揺するやつ。かわいかった☺💮

 

武蔵坊弁慶
有名な五条大橋での刀狩りをきっかけに義経さんの取り巻きになったお坊さん。

☑白い(髪が)
☑フィジカル強い(やったー🙌)
☑お料理担当(弁慶おかあさん…)
☑猫に好かれる(勝った)
☑元ヤン(最高~☝💥)

っていうぼんた向け要素序盤からボロボロ出てきたから好きの予感しかなかった。
そもそも初対面の女児に泣かれる巨男って時点で大勝ち。その直後沙耶ちゃんに餌付けしてたのもよかった。小さき者にやさしい巨男…🤗

ちなみに弁慶さんやさしいので俵担ぎはしなかったけど、沙耶ちゃんを肩にのせてくれる戸愚呂兄スタイルスチルはあった(?)
あと全然しゃべんないからいないのかと思ったら実はいた人ランキング第1位なんだけど、しゃべっても「うむ」「ああ」「そうか」とかいう寡黙男三段活用が多いからメッセージウィンドウが小さい源狼にしては珍しくウィンドウにめちゃ余白できててうける。

武蔵坊弁慶は史実的にも諸説ありみたいなところが多いし、義経さんとか佐藤兄弟と比べるとどういう風に個別ルート展開するのか未知数だったから楽しみにしてたんだけど、結論から言うとめちゃめちゃおもしろかった!
弁慶さんの目指すものとか生い立ちが関わってきて個人的にウワーーー!!ってびっくりすることもあって話の流れとかテーマ自体まず興味深かったんだけど、もっとおもしろかったのは思いの外コミカルだったとこ。

川縁で突然2人の大男がタイマン始めてヤンキー漫画みたいになったり、沙耶ちゃんが他の男のことを「強い!かっこいい!」って言うから張り合ってみたり、義経さんと沙耶ちゃんがしゃべってる時しれっとめちゃ盗み聞きしてたり、思ってたよりも笑えるシーンいっぱいあって普通にうけた。個別以降一番のほほんコミカルBGM鳴らした男じゃない🤔?
一番まじかよって思ったのはお尋ね者が関所を通過するとかいう緊張感のあるシーンで夫婦漫才(語弊)始めた時。その状況下でそんなにおもしろいことある???

わりと早いうちから沙耶ちゃんが弁慶さんのオキニになってたから不審者の天狗がきた時敵対心丸出しでしっかり守ってくれてたの沸いたし、その時「娘の守り神」とか言われてたの最高キャッチフレーズすぎて血圧5億になった。御影、天才べんさやオタク………??(曲解)
弁慶さんの生い立ちとか葛藤はそれなりにヘビーかもしれないけど、そこにいい感じに沙耶ちゃんの健やかさとかガッツが効いてあんまりシリアス描写がしんどくなりすぎなかったし、不器用な弁慶さんとストレートな沙耶ちゃんの相乗効果でズンドコラブコメっぽさも生まれててむぇっっちゃ好きな感じだった。

他ルートだと春日望美さんに助けを求めがちだったしんどい終盤も意外とワイワイするシーンあって久しぶりに安心できたし、全体的にシリアスとコミカルのバランスがいい感じのルートだったと思う。個人的にこのルートは沙耶ちゃんの同行理由にわりと納得感があって他と比べるとあんまり心配せずに済んだのも見やすかった。
終わり方意外とからっとしててよかったし、エピローグまじで狂っちゃったな🤒
めちゃめちゃ好きがつまってる大変オキニのルートになった。

余談だけどルート中坊主なのに仏像燃やして暖とろうとしてるシーンあってオタクバカ笑いしてたんだけど、次の周回で義経さんが大事にしてる笛を燃やして暖とろうとしてたことも判明してオモロエピソード増えちゃって死んだ。

 

源義経
取り巻きのみなさんに爆推しされる男。
儚そうな見た目に反して結構お茶目な感じ👦
度々みんなで遠足に行ったり義経さん司会のトークバラエティショーを開催(語弊)したり、奥州にきて戸惑ってる沙耶ちゃんのことを特にかわいがってくれててよかった。

個別は素行不良破天荒赤ちゃん👶💥
どれくらい破天荒かというと沙耶ちゃんがしっかりして見えちゃうくらい(??)
前述したようにお茶目なところがあってわりと子供っぽさが残ってるので、良くも悪くも無邪気な危なっかしいムーブが多くて見ててひやひやさせられた。
そのうえ変なところポジティブだから鎌倉方に怒られた(普通に義経さんが悪い)時「俺は気にしないからお前らも気にするな」って取り巻きのみんなに言ってたんだけど、いやおまえは少しは気にしろよって感じでめちゃ笑った。オモロすぎ。

無邪気かつ情深い分信頼してた人がいなくなった時の反動がバカデカでこのルートは義経さん情緒ガタガタになりがちだし、崖下りとか嵐の中の出航とか他ルートでは義経さんならではの奇策として持ち上げられてたものが取り巻き含む周りの人達にすごい反対されてなかなかスムーズにいかなかったりで見てて不安になることが多かった。

まあ源義経っていう人間のそもそもの文脈的に仕方ないかもしれないけど、プレイ中のオタクのもだもだ感が巨大すぎたので個人的にはあんまり刺さらなかったかな😔
ただ終わり方はトリッキーかつタイトル回収してるのでなるほど~!って思うし頼朝の気持ちも多少わかってすっきり。
他ルートではそんなに出番がなかった御影のことが少しずつわかり始めて物語が核心に近付いてる感じも次の周回に向けていい流れができてよかった。
というわけで内容に少し共通するところがあるから義経さんと御影は続けてやるのがおすすめ🙆

 

( 御影 )
鞍馬山にいた頃の義経さんの師匠。天狗らしい🤔?
なんか知らんけど度々沙耶ちゃんのことを誘拐しようとしてくる正真正銘の不審者。
でもここまでの周回見た感じ悪人ではなさそうだったしこの男を救わなきゃ……🤒って思わされるところもあったし、そもそも5周しないとルート開通しない男が運命じゃないわけがないんですよね(名推理)

そんな感じでウキウキで迎えた6周目。なんかめちゃめちゃイベント増えるじゃん~!
すごい序盤から御影が沙耶ちゃんに接触してくる。ありがとう、助かる。
個別はなんで自分が狙われてるのかを不思議に思った沙耶ちゃんが思いきって御影についていってみることにしたところから始まる。
各戦も一応起きてはいるけど、義経ご一行と別行動な分沙耶ちゃんの無鉄砲ムーブも控えめで比較的見やすかった。

典型的な闇を抱えた男×光属性女って感じなので
 「あなたのことを知りたい」
 「馬鹿を言うな」
みたいなやりとりあったんだけど、口ではそんなこと言いつつもばっちり愛キャッチ出てきてしっかり好感度上がったことを確認したので無限ににこにこしちゃった😊✨
弁慶さんと同じくもしかしてすねてる!?みたいなポイントが結構わかりやすかったし、突然好きになったきっかけみたいなこと話し始めたのもうけたしで思ってたよりもかわいいとこいっぱいある。終盤の寺のイベント最高~!

そもそものきっかけになったわりに他のルートではあんまり描写がなかった天眼のこととか、ここまでにちらつかされた沙耶ちゃんのルーツについてわかるので内容自体は真相ルート感が強い。
終盤意外とパワープレイで笑ったけど個人的な好き要素もりだくさんだったし、ここまでの5周をしてきたからこそ迎えられた結末に感じたのでよかった。遙か3で見たことある!!みたいなこともあったからついに春日望美さんとつながっちゃったな(?)
それにみんなさ、小娘に翻弄される大人の男好きでしょ?それだよそれそれ~🤗みなさ~ん!推しカプ運命音頭の会場はこちらで~~す🕺🎊🎉♪

余談だけど直近プレイゲームが2作連続で隠し運命男の一人称「我」だったのめちゃめちゃうけた。そんなことある????

 

( サブキャラ達 )
サブキャラたくさんいたので一部のオキニサブキャラについてもちょろっと書いとく。

吉次に勤めるみなさん
千鳥さん➭顔色悪いしなんか裏切りそうとか思ってたけど、めちゃめちゃ有能なめちゃめちゃいい人だった。疑ってごめん。あと顔色も改めて見るとそこまででもなかった。
八重さん➭頼りになるしかっこいいしかわいいし美人だし、むぇっっっっちゃ好きなタイプの女。八重さんときゃっきゃしてるとこもっと見たかった。
白雲くん➭ほんとに好き。かわいい。もっと出て。なんで攻略できない???

平家のみなさん
知盛さん➭めちゃめちゃ好き。すごいいい人じゃん。なんで攻略できない??
教経➭めちゃめちゃぼんたが好きなタイプの粗暴男。すごいいいやつ。なんで攻略できない???ところで平家「○もり」とか「り」で終わる名前の人多いのに「のりつね」て~!引っかけ問題じゃん(言いがかり)
敦盛ちゃん➭OP見てめちゃめちゃ顔好きなやついるじゃん!と思ったら敦盛ちゃんだったし、しかも逢坂良太じゃん……なんで攻略できない????

みんな、なんで攻略できない?????
特に平家みんな顔と概念好きすぎてうけた。ぼんた向け。全部BADENDでもいいから源狼 side 平家出して(??)
攻略できなくていいからイベントほしかったな😢
もっとハードルを下げるとせめてなんかこう、スチルほしかった。いや一部の男は映り込みもあるけどメインのスチル~~!

 

各キャラについてはこんな感じ。
いい人かつナイスキャラだったし平均的にみんな好きだったけど、個人で見ると弁慶さん、シナリオ込みだと御影が好きだったかな☺個人的にこの2人のルートは沙耶ちゃんの人間性がすごくいい方向に活きてた気がする。ENDは弁慶さんと忠信さんのが好き。

義経さん、弁慶さん、忠信さんのルートは平家の3人がそれぞれ目立つ感じになるからこだわりなければ続けてやると平家への巨大感情すくすく育つかも。
個として見れば明らかにいい人だし、なんのしがらみもない状態で出会えてたら各攻略対象ともきっといい関係を築けてただろうなと思うことばっかりで、そんな人達と戦わなきゃいけない現実が戦の難しさとか心苦しさをより強く感じさせてきた。教経……教経~~~~~~~~!!

時代柄攻略対象達は武士として戦で手柄を立てたり主の役に立つことを第一に考えて生きてるけど、そんな男達が妹みたいにかわいがってた沙耶ちゃんに心を砕いたことで生まれる変化をすごく時間をかけてじっくり描写してくれるのでそれぞれの男と沙耶ちゃんの絶妙な関係を見守るの楽しかった。
その関係の変化も人間的な好意(共通)➭成長する沙耶ちゃんがきれいになってきてちょっと意識しちゃう(個別導入)➭各ルート2人だけで行動する期間があるので吊り橋効果っぽさもある(個別中盤以降)って流れなので見てて自然かつ説得力あってよかったと思う。

あと沙耶ちゃんの無鉄砲ムーブについて補足すると、端から見てるとうーん☹️と思うことも多いだろうけど戦で殺伐とする中沙耶ちゃんの自分の気持ちに素直なところが効いたり、自分がついてないと死んじゃうかもしれない弱い沙耶ちゃんの存在が生への執着につながってたりしてて、攻略対象から見るとプラスな面のほうが多く感じられたので個人的には許容範囲だった。
戦で沙耶ちゃんが陣営までついてくることもあったけど、負傷者の手当てを手伝ったり天眼の力で崖下りに耐えられそうな馬とか嵐に耐えられそうな船を見繕ったり、一部ルートでは物資の補給の手配とか交渉時に吉次からお金を出したりしてる描写もあったからわりと要所要所で役に立ってる感じしたし、大商人の一族の長であることも活かされてたのでこれもまあいいのでは?って気持ち。
ガバガバオタクの主観だから鵜呑みにしすぎないでほしいし個人の好みもあるだろうけど、悪い子ではないのでやさしく見守ってあげてくれよな。

各ルートのしんどさは主観だと
継信>>>忠信>義経>琥太郎=御影>弁慶
全体的にみんな土台重めではあるけど、その中で他のキャラとの関わり方とか終わり方とかを総括して見るとこんな感じだった。 

 

■初回クリア後解放されるもの
・史跡案内
なんだろと思って見てみたら作中出てきた場所の写真とかアクセス方法(JR○駅 徒歩○分とか)載っててめちゃうけた。聖地巡礼のすすめじゃん!?!?

・源狼絵巻
章ごとにやり直せるやつ。
各章のあらすじも見れるし、シナリオ全体がありえん長いのでBADEND回収の時とかすごい助かった。

・交易物語
きれいな石を拾った沙耶ちゃんがその石をどんどん物々交換していく話。
物々交換の相手がサブキャラだけだったから本編では関わりなかった人と沙耶ちゃんが話すところを見れたりしておもしろかった☺
平家だいすきすぎるし突如始まったドキッ‼️要人だらけの双六大会🎲‼️バカウケしちゃった。人が死なないポップな話だったからもうこれを正史にしてほしい。無理。
あと欲を言えばもうちょっと白雲くんと沙耶ちゃんの旅の様子も見たかった。

20分くらいあれば読めそうだしそんなに長くないけど、選択肢によって終わり方だけ3種類に別れる。まあ喧嘩番長乙女FDのUFNみたいな(曲解)
一応それぞれの終わり方の一言感想書いとく。

義経&弁慶➭スチルの2人の顔でめっっっっちゃ笑った。おもしろすぎる。
佐藤兄弟&琥太郎➭「ちび」という言葉に反応してしまう琥太郎くんラブだった。それを見守る佐藤兄弟…😊
5人全員➭このルートは5人全員のEND見たあとじゃないと見れないらしい。弁慶さん鳥と相性悪いのかな😂?

 

■スチル、イラスト
個別のスチルは忠信さんだけ16枚で他が15枚。
BADにもスチルあるのめちゃめちゃ助かるありがとう~!
他は共通で出てくるスチル以外だと交易物語内の各ENDで3枚、コンプスチルが1枚。
スチルからシーン再生できるんだけど、スチルが出る前後のやりとりも結構長めに見せてくれてすごくよかった!シナリオ量多いから絵巻から見ようとすると該当シーンにたどりつくまで時間かかりそうだしありがたい。

個人的には立ち絵とスチルで若干顔のニュアンス違うように感じることもあったけど誰かわからないとかではないし、スチル自体はめちゃめちゃきれいだった。特に義経さんのスチル顔力がいちいち強かったな。
コンプスチルも芸術点高くてすき~🤗✴
立ち絵は目パチ口パクあるし、背景も雲が流れてたり海だと波が動いてたり結構細かい。

あとキャラデザの話になるけど、6人攻略対象いてそのうち半分が褐色の男なの個人的には珍しいなと思った。
途中話の展開がしんどすぎた時「弁慶さんはブルベの褐色、琥太郎くんはイエベの褐色…」とかそういうしょーーもないことを考えて乗り切った。いろいろな褐色。
多分義経さんはブルベだし佐藤兄弟はイエベ(??????)

 

■音楽
OPとED吉岡亜衣加さんだった、強い🙆
和っぽい楽器の音がするBGMが作風に合っててよかった。メインテーマも雅な感じ。
個人テーマが普通のと戦とか盛り上がるシーンで流れる猛りっていうバージョンの2パターンあったんだけど、個人的に琥太郎くん個人テーマの猛りがおしゃれかつわんぱく感あって好き。この感想文書いてる間もめちゃめちゃ聴いてた。
あとオリエンタルというか神秘的な気持ちになる御影の個人テーマも良~!

 

突然オタククイズ💡‼️
Q.1周目のプレイ時間は何時間でしょうか!
A.12時間弱。
うそでしょ??そんなことある????ミニゲームとかパラ調整のないシンプルノベルゲームなのに12時間??読むだけで?????
1周目は寝落ちとかもしなかったからそんなに誤差ないと思う。2周目以降は6~7時間くらいかな🤔
シナリオ全体のうち半分以上が個別になるからすっっっっっごいボリュームで攻略対象6人しかいないわりにかなり時間かかった。

恋愛っぽい描写はかなり控えめだし、話が長いこともあって体感乙女ゲームというよりなんかこう、大河ドラマみたいな…。
個別が長い分各ルートしっかりそれぞれの男達の生きざまを見守れる濃密な内容だったと思うしコンプ後の充実感がすごい。
しんどい描写多くてプレイ中何万回も「たすけて春日望美さん………」になったけど、個人的にこのゲームにおいてはシビアな展開は説得力があるので美点だと思うし、周回する度に物語の深みが増していっておもしろいから骨太な話とか歴史ものが好きな人に特におすすめ。なんかすごい遙か3やりたくなっちゃったな。

逆に言えばルートにもよるけど、シビアな分GOODENDでも切なさとかほろ苦さをはらんだ終わり方をすることが多いのでゴリゴリのハッピーエンドでしか勝てないとか乙女ゲームっぽさを強く求める人には向いてない🙅
あと想定よりボリューミーかつヘビーなシナリオでコンプ後も結構引きずるというか、なんか体からなかなか抜けていかない感じがするので軽めのゲームやりたい時もやめたほうがいいかな😔

与えられればなんでもやるオタクではあるけど、普通に生きててプレイしたかと言われると正直自分から手を出すジャンルのゲームではなかったと思うのでいいきっかけがあってよかった。
歴史の勉強にもなったし、なにより弁慶さんとかいう最高巨男と御影とかいう運命ロン毛ニキを見落とすという失態を犯すところだったわ。あぶな。サンキューオトメイトカフェ&貸してくれたマブオタク~!

このへんで終わっておく。
読んでくれた人いたらありがとうございました🙇‍♂️
こんな感じでぼんたくんの年末年始は源義経ご一行を見守り感想文を書くというムーブで爆速ですぎていったのでした🎅🎍☀

オトメイトカフェの(中略)やろうの会進捗はこんな感じ。

なんも書いてないやつはまだなんともなってないやつなので持ってるから貸せるよ🙋とかそれおすすめだよ🙋みたいななにかがある人は声かけてくれると助かる。

次のゲームはもうやって終わったんだけどなんだと思う?めいこいだよ~!(爆速答え合わせ)
というわけで次の感想文はめいこいがあがるはず。アンケートでもやってほしいゲームにあげてた人いたよね。ちょっとまってて~!

年末あたりからめちゃ寒いしまだまだ世の中も落ち着かないけどみんなあったかくしてご自愛ください💪
気が向いたらまた遊びにきてね、では~👋

 

ぼんた(@b_booon51)